「冥王来訪」の感想一覧

良い点 / 悪い点 / コメント
(非会員)
 
コメント
日本における民間組織の多様性はカナダにおける民間組織に及ばないですが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>民間組織
 NGOの事でしょうか?
日本は昔から弱いと言われてきてますからね……
数も多様性も、米国や英連邦系の諸国には及ばないでしょう 
(非会員)
 
コメント
>ロシアという国に対する信用度の低さからリスクは大きい

残念ながら、日本はもはや関東軍のような情報力と作戦能力を失ってしたので、シベリアやカムチャッカ半島で独立運動を起こすことができません。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ロシアはソ連時代以来、北極海航路の開拓に乗り出していますが、最大の懸念である経済的な利益は解決されていません。
それに温暖化でいくら解氷が進んだと言っても南回りと違って、危険極まりない航路であるのは厳然たる事実です。

>残念ながら、日本はもはや関東軍のような情報力と作戦能力を失ってしたので、シベリアやカムチャッカ半島で独立運動を起こすことができません。
 それは否定しませんが、現状で出来る経済制裁を日本はしてませんからね。
簡単に減らせる石油やLNGはともかく、パラジウムの対露依存度を下げるようにしないと難しいでしょうね。
2022年の段階で日本に輸入されるパラジウムの4割はロシア原産でした。
 
(非会員)
 
コメント
もし北極海航路が開通すれば、日本の経済に大きな利益をもたらす可能性でしょう。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 北極海航路は夏季のみという季節限定なうえに、砕氷船を仕立てねばなりません。
南シナ海を経ずに日本と欧州をつなぎ、しかも短時間で来るので経済的は利益はあるでしょう。
 ですが、ロシアという国に対する信用度の低さからリスクは大きい。
一応公海を通ってきても、法概念の未成熟なロシアですから領海と主張して、通行料を取ったり拿捕をするでしょう。
 それに日本の海保も北方に警備艦隊を送るしかありません。
現状で日本近海で手一杯なのに、そんな余裕はありませんからね。


 デメリットの方が勝つと個人的には考えています。
北西航路というアメリカ周りの航路もありますが、これも夏季限定で日本向けみたいなものですからね。
商業ベースに乗せられるのでしょうか…… 
(非会員)
 
コメント
どの二次創作もそうだが、マブラヴのソ連は悲惨だな 
作者からの返信
作者からの返信
 
>どの二次創作もそうだが、マブラヴのソ連は悲惨だな
 ご感想ありがとうございます。
マブラヴ世界のソ連は、設定ですと1990年代に国土を失い、臨時政府をアラスカにたてている状態ですからね。
1983年にはハバロフスクからアラスカのタルキートナに遷都していて、どう考えても国家崩壊状態なんです。
でもTEで戦車や銃火器を潤沢に持っているところを見ると米国に援助を受けているのでしょうね。
 こういう状態で冷戦をやっているのですから、茶番劇と言われてもおかしくはないでしょう。 
(非会員)
 
コメント
>昼間点灯

実際はこの用語とは私の虚栄心が表に出ているのです。僕は愛が重いシーンを観のので、時代劇での「昼行燈」という単語を発明し、その用語によって太陽の下を歩いていても心が闇だという白夜行のようなキャラクターは昼行燈のようなキャラクターによる救済されるシーンを比喻します。 
(非会員)
 
コメント
昼間に運転する場合(白夜行)もランニングライト(昼行燈)が必要です。僕の言い方は間違いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>昼間に運転する場合(白夜行)もランニングライト(昼行燈)が必要です。僕の言い方は間違いますが?
 昼間点灯ですね。
今の車にはロービームが自動点灯するように義務化されていますが、ラーダ・二―ヴァは手動点灯式ですね。
(この時代の二輪車も手動点灯でした。
二輪車の自動点灯の義務化は1980年代後半になってからでした)

昼間点灯は、1970年代に研究が始まっていましたからね。
シベリアは天候の急変が多いですから、十分有意義だと思いますよ。

 この辺は普段運転している人間でも意外と気が付かない物です。
今の自動車はオートセンサー有るのでまかせっきりにしてました。
 
>白夜
 この言葉を聞くまで、今回の執筆で、ウラジオストックの緯度を考慮に入れるのを忘れていました。
ウラジオストックの7月の日の出は5時前後で、日没は21時前後。夜の時間は8時間もないことには思いが至りませんでした。
 もっと北にある、クラスノヤルスクあたりだと4時間ぐらいしか夜がなくて白夜に近いですね。
完全に私の考察不足です。
 北海道以南の日本の時間間隔で書いてました。

 
(非会員)
 
コメント
アリエフ元大統領はKGB出身ですが、なぜプーチン大統領より優れています?それは老アリエフがアゼルバイジャンの独立を選びましたから、彼はイングリア(サンクトペテルブルク)の独立を拒否し、まだ大ロシア主義に固執しているプーチンとは違います。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>アリエフ元大統領はKGB出身ですが、なぜプーチン大統領より優れています?
 老アリエフもそうですが、同時期に中央政界入りし、グルジアの大統領を務めたシュワルナゼも治安関係の仕事をした経験の持ち主でした。
(一説にはシュワルナゼは、KGB少将と言われております)
このブレジネフ・アンドロポフ時代の首脳はKGBと何らかのコネクションのある人材でしたね。
ゴルビーもアンドロポフが発掘した人材でしたから、KGBとつながりの強い人でした。

 プーチンはそれなりのスパイだったのでしょうが、西側に出ていないので出世コースから外れた人材だったという説があります。
東独でシュタージの監督責任をしていたことまでは判明していますが、今よりはずっと感じが違ったようなタイプであったという当時の関係者の証言があります。
 ヤクザの抗争が日常茶飯事だった1990年代のサンクトペテルブルグでの生活が、彼の今を形作っている面はあります。
プリゴジンのようなやくざ者とは、この時期に知り合って人脈を広げたようです。

  
(非会員)
 
コメント
>その者を野放しにしておいてよいのか

ソビエトのアフガニスタン侵攻後と同じく、一党制の支配が制御不能になり始めています。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想ありがとううございます。

>ソビエトのアフガニスタン侵攻後と同じく、一党制の支配が制御不能になり始めています。

史実のソ連も1970年代後半から一党支配体制が揺らぎ始めました。
中央アジアでのイスラム教過激派の勃興はソ連のアフガン侵攻の遠因になりましたし、社会主義体制の基盤を揺るがす事態になりました。

 マブラヴ世界の場合はソ連の資金源となったバクー油田やヴォルガウラル地方の油田での採掘が出来ない状態になってますからね。
イルクーツクのあたりに油田はありますが、ソ連の屋台骨を支えるほどの算出は期待できないでしょう。
しかもシベリアの油田は硫黄分の多い酸っぱい石油ですから質もあまりよろしくないのです。
 一応採掘コストの安い西シベリアの石油がありますが、これに関してはマブラヴ本編や柴犬で言及がありません。
西シベリアの採掘ができず、石油が輸出なければ、ソ連の維持は難しいですからね。

 何が言いたいかというと、石油が取れない現状でソ連は維持できないという事です。
ソ連崩壊の原因となったのは、石油価格の低下による国家収入の大幅な減少でした。
 詳しい話は次回に書きましょう。
今後の展開をお待ちください。


 
(非会員)
 
コメント
日本のRPGでは主人公チームにおけるメンバーを"サイドキック"ではなく"パートナー"と呼びます? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 サイドキックやパートナーという言い方は、ここ10年前後で出始めた言葉ですね。
普通にメンバーとか、三人だったらトリオなんて言い方してましたよ。
 パートナーだと恋愛感情があり、親密なメンバーに関してですね。
ひと昔前でしたら、こういう場合は使いませんよ。
 サイドキックだと、どちらかというと助手に近くありませんか。
パッと思い浮かぶサイドキックというポジションの空想作品の人物は、バットマンのロビン、グリーンホーネットのカトーの印象があります。 
(非会員)
 
コメント
過去数十年間ではアメリカ人の社交性が低下していますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
一般論かもしれませんが、IT技術の進展により、全世界的にコミュニケーション能力が低下した面はあると思います。
直接対面でのやり取りを介さない電子メールやチャット、SNSなどの発達で簡単に遠距離の人と連絡が出来るようになった一方、家族や共同体、職場や学校と言った中間組織でのコミュニケーションは劇的に減ったと思います。
25年前、IT化が急速に発達し始めた頃より、現代の方が退陣で話す機会がぐっと減った気がします。
 
(非会員)
 
コメント
Austria Lee(今のアカウト名はCK-JS)は江戸幕府の組織レベルはスペイン植民地時代のラテンアメリカと同程度だと述べました。(Austria Leeは日本の特別が明治維新での中央集権化の機を掴むことができた、まだソビエトのスパイが日本や中国に潜入しやすいこともコメントしました。) 
作者からの返信
作者からの返信
 
 江戸幕府の制度は、前政権の室町幕府や2代前の鎌倉幕府の問題点を研究して改良されたものでしたが、それでも前近代的でしたからね。
まあ最後の将軍徳川慶喜は幕府を廃止して議会を設置する案を持っていましたが、戊辰戦争で敗れて空想で終わってしまいました。
どの道、(新政府と比して)中央集権も弱く、まとまった軍事力もなかったですから、維新へのかじを切ったのは仕方なかったと思います。

>まだソビエトのスパイが日本や中国に潜入しやすい
 ソ連以前の帝政ロシア時代から、ロシアは諜報にかなり力を入れていましたからね。
幕末や明治期は日本側も警戒していたのですが、ソ連のスパイの浸透を許したのは共産主義のイデオロギーに同調したのも大きいでしょう。
明治維新政府の元勲の中には、西園寺公望のようにパリコミューンに同情的な意見を持つものが下りましたから。
孫の西園寺 公一(きんかず)は、共産主義者で、ゾルゲ事件に関与し、戦後は支那に滞在しており、文革中に日本に帰国し、最後まで共産主義者でした。
息子二人は紅衛兵だったという説が、現代でもまことしやかにいわれております。 
(非会員)
 
コメント
日本での個人主義は日本社会の退廃の産物なのでしょうか(アメリカの個人主義と違います)?その個人主義は日本の若者たちがニーチェのような病気がないうめき声に変えてしまうのか? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ルース・ベネディクトの「菊と刀」の影響を受けすぎていると思います。
戦前の日本人が集団主義的に見えたのは、日本にとって強大な外敵が存在したので、それから身を守るために防衛本能でなった面もあるでしょう。
 では戦後の高度経済成長期もその傾向が残っていたのは、ソ連という強大な存在と、同盟国でありながら複雑な経済関係を盛った米国の存在でしょうね。
 バブル以降、個人主義に走ったように見えるのは、日本が豊かになって、冷戦の終結でソ連という外敵がなくなったのも大きいでしょうね。
今の弱体化したロシアからは考えられませんが、当時の人々はソ連の脅威をかなり肌で感じていました。
1980年代後半までその感覚は残ってましたね。

 近代化によってそれまでの社会慣習の縛りから離れやすくなり、国が豊かになった事によって、様々な選択肢を選べるようになったのも、個人主義をより強固にしたのではないでしょうか。
 まあいろいろ良しあしがありますが、それを社会がどの程度許容できるかですね……
ドイツみたいにバリバリに個人主義をやったら、日本の社会構造では合わなそうですし 
(非会員)
 
コメント
>日米同盟が、瓦解するかもしれんな

もし中国とロシアが崩壊して滅びましたら、ヤルタ体制も終わるとアメリカは孤立主義にかえりますが、あるいはアメリカにおける社会が解体し、それぞれのグループになるのでしょう。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>もし中国とロシアが崩壊して滅びましたら、ヤルタ体制も終わるとアメリカは孤立主義にかえりますが、
>あるいはアメリカにおける社会が解体し、それぞれのグループになるのでしょう。
 
 まず現実の世界の話で言えば、トランプの登場でそれまでさほど注目しされてこなかったモンロー主義が現実のものになろうとしていますよね。
100年前のウッドロー・ウイルソンが大統領に着くまで、米国は孤立主義でしたから、歴史が遡ったといえば、そうでしょう。
 次に内部からの崩壊ですが、米国は沿岸部と内陸部の経済格差がすさまじいので、何かの火種で150年前の南北戦争のような事態が起きることもありうるでしょう。

 マブラブ世界に関して、日米同盟が崩壊する状況をいくつか述べてみたいと思います。
 
 まず、米国自身に問題がなく、日本に問題があるケース。
例えば共産革命とか、軍事クーデター政権による一方的な断交です。
暴力的な手段ではなくても、選挙の結果、極端な民族主義的な政権が出来て、反米論をぶち上げて、安保条約を破棄するなどですね。
 
 第二に、米国自身に問題のあるケース。
マブラヴ世界の日本は、史実よりも対外貿易により国内に利益をもたらす構造なので、1998年のBETA日本侵攻まで空前の好景気でした。
西ドイツやそのほかのG7加盟国がボロボロなので、世界の需要を引き受けていたようです。
 ――これは全くの私見ですが――その為、対米関係における貿易黒字は膨大で、米国から恨みを買っているようなのです。
自動車や電化製品は勿論の事、日用品や場合によっては軍需品、ライセンス生産したF-4戦術機なども収めていたようです。
 戦地に派兵すらせず、後方で隠れているという遠回しな外圧を受け、1991年に満洲派兵を行いますが、それまで18年近く何もしなかったようです。

 最後に、日米双方に問題がある場合です。
かつての支那事変の時は、日本は戦争状態を止めると国内の景気が悪化するのでなかなか終戦できず、
米国も日米戦争という形で世界大戦に参加しなければ、景気回復できない状態でした。
双方にとって全く無益な戦いでしたが、第三者のソ連にとっては好都合で、日米両国にはなったスパイを通じて、日米戦争を画策し、実行した歴史があります。
 雪作戦(ソ連情報部による日米開戦の謀略)の時のように、ソ連が仕掛けないとは限りません。
国土がボロボロで研究が出来るような状態でもないのに、国連から研究予算を貰うよう工作したり、アラスカの租借を実現させる(おそらく議会工作を行ったのでしょう)など、諜報機関が史実より優秀ですから、この可能性も否定できないんですよね。
 マブラヴの正史では、ソ連は国土をBETAで失いましたが、最終的には全世界を人類統合体という形を作って最終的にソ連人の社霞が世界の支配者になります。
 まさに、試合に負けて勝負に勝つという状態ですね。 
人類統合体も一種の共産政権ですから、最後は自由のない暗黒の監視社会というバッドエンドなんですよね。 
(非会員)
 
コメント
日本には子供を食べるという暗い過去がありますが?(中国が乳児から臓器を摘出し、成人に移植しているというニュースを見たからです。) 
作者からの返信
作者からの返信
 
かつて、宝暦(1750年頃)、天明(1780年頃)、天保(1830年頃)の飢饉において、東北地方で老母や嬰児の肉を食べたという記録があります。
天明の飢饉(1782年から1788年)は、特にすさまじく、首都のあった京都でも大量の飢餓に苦しむ地方の農民であふれかえるほどでした。
御所周辺には毎日のように救済を求める民衆がお参りに来ていました。
(この事を御所千度参りと言います)
 即位間もない光格天皇はこの事に心を痛められ、幕府に何度も飢饉の対策と救済を求められました。
当時の幕府と諸藩の関係は、今でいう連邦制国家に近い感じで広範な自治を認められる代わりに中央からの援助を貰うのを恥とする雰囲気がありました。
また陸上輸送のかなめである街道は未整備で、輸送の大部分は船で行い、日本海側を通る北前船が中心でした。
 幕府の対応が遅かったので、御所の周囲に来ていた飢饉の困窮民に対して、それぞれ摂関家が握り飯をくばり、上皇の後桜町院からリンゴを下賜したという記録があります。
握り飯の数は不明ですが、リンゴは3万個だったと記録にあります。
 光格天皇からの相談を受けて、事態を重く見た幕府は1,500俵の備蓄米を放出したという記録があります。
天皇が内政に対して意見を言うのは、当時の法律である禁中並公家諸法度に違反する行為でしたが、幕府は致し方のないこととして不問にします。
 この事は、後の尊王運動の起源の一つになり、倒幕の遠因となりました。
 
 古代の朝廷や歴代の幕府は地方で行われている因習や悪癖に対してそれを禁止する令を出していますが、中央集権化する明治後半まで改善はされなかったところはあります。
流石に昭和の飢饉の際は食人はなかったですが、娘を身売りする話や悲惨な話は多く、この事は後の2・26事件での皇道派将校の武装蜂起の一因になりました。
 30年前の米騒動や今回の米不足などは、政府はそれなりに気を使っています。
今回の件はマスコミが焚きつけた人工的な騒動の面があると思っています。
  
(非会員)
 
コメント
雄渾さんはロドノベリーについてどう思いますか?(日本には仏教と神道を守りたいことを覚えますから) 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ロドノヴェリエですね。
旧ソ連でも盛んですが、どちらかというとバルト三国のドイツ系の間で熱心な記憶が…… 
 日本人としては、1960年代のニューエイジカルチャー運動に似ているなという感じはしますが、カルト化しなければ、まあ無害かなと思ってます。
 
 マブラヴに関連して言えば、この思想をなぜかノーメンクラツーラの娘であるベアトリクスが信奉している点ですよね。
事あるごとに他人の思い通りに行きたくないと口にしていたベアトリクスなりの最後の抵抗だと思えば、悲しいものを感じますね。
(ソ連および東欧では、ロドノヴェリエは弾圧の対象でした。
1990年ぐらいまで西側でも眉をひそめる人が多くいました) 
(非会員)
 
コメント
日本やイギリスはアメリカの国債を売却するのはスエズ運河危機の再来でいえますが?(が、不思議はマブラヴの世界観ではアメリカの国債について何も言及されません?) 
作者からの返信
作者からの返信
 
>日本やイギリスはアメリカの国債を売却するのはスエズ運河危機の再来でいえますが?
 二十有余年前、当時の総理であった故・橋本龍太郎が、「日本は、米国債を売り、金を買いたい衝動に駆られることがあるかもしれない」と発言した故事を思い起こしました。
1997年6月23日、訪米中の橋本は、コロンビア大学での講演のあとの質疑応答で「何回か、財務省証券(米国債の事)を大幅に売りたいという誘惑に駆られたことがある」と答え、日米の関係筋を驚かせました。
 あの時はニューヨーク市場が、1987年10月のブラックマンデー以来の大暴落を記録し、橋本は発言を否定しました。
その事が遠因の一つとなって、橋本は首相の座から追われることになります。
 今は大まじめに日本政府筋が米国債を売りに出したという話があるのですから、隔世の感があります。
(4月9日の東証の営業時間中に起きた売却ですから、邦銀か政府筋が動いた可能性が高いでしょうね)
 
>が、不思議はマブラヴの世界観ではアメリカの国債について何も言及されません?
 全くの私見ですが、マブラヴの日本政府は、武家政権なので、商業に関して江戸時代同様に市場に任せていたのではないでしょうか。
江戸幕府は、幕末に一応フランスからの助言を受けて外債を発行していたんですがね……
 江戸時代は御家人株は200両で買えて、豪農から旗本や御家人になった人物が多数います。
(測量を実施した伊能忠敬や間宮林蔵、最上徳内、農政家の二宮尊徳、通辞で知られるジョン万次郎もその一人です)
財界人や商人の意見が上に上がらないという事は、マブラヴの元帥府(現代幕府)の身分制度は硬直化したものだったのでしょうかね。
 或いは、19世紀型の経済システムのまま、大東亜戦争に突入し、戦時経済で乗り切った後、高度成長期に旧来型の経済システムに戻したのならば、合点がいきます。
1944年に終戦していますから、大規模な都市空襲はなく、西日本の産業基盤はそのまま残って、東京一極集中ではない世界線になっているはずです。
京都が首都のままですから、大阪の経済的優位性はそのままで、田中角栄と建設官僚が主導したような列島改造計画が成功した現実世界のようには、なっていないのでしょうね。
 マブラヴ本編やトータルイクリプスでの描写を見るに、山陰や山陽道、近畿からの避難が出来る様な高速道路網も現実より貧弱な印象を受けますし、地方は案外置き去りなのかもしれません。
 
 
(非会員)
 
コメント
>匪賊狩り

マサキは曾国藩とトランプの真の教えを学んだので(匪賊を制圧や威嚇すること)、自分が支配する地を個人的に管理することがないです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 『匪賊狩り』のエピソードを書いた際には、読者からの反応もなく、個人的に不調だったので、ハーメルンに再掲載する際に大分手を加えました。
書いた後で分かったのですが、ソ連の戦略爆撃機は日米が警戒したほどではなく、稼働率もそれほどではなかったという事実と全然違う話になってしまった点です。
 マブラヴの場合は、戦闘機がF-86やF-104、F-105の1950年代初頭の水準で収まっているので、本当ならソ連のバックファイヤーや米国のF-111も怪しいんですけどね。
トータルイクリプスでバックファイヤー出てきますしね……ソ連空軍も爆撃機充実してますから単純に温存したという形で書きました。

>自分が支配する地を個人的に管理することがないです。
 よく他の二次創作やなろうに出てくる世界征服系の話や架空戦記のように中世の封建領主の領地経営の感覚で、他国を支配するのは大変ですからね。
異世界からの来訪者にしか過ぎないマサキの場合は、実際の支配は無害な現地人に任せた方がいいという判断で書きました。
正直、南アジアの場合、日本はそこまで関わり合いになる必要がありませんからね……

 話が脇にそれますが、ハーメルンとPIXIVの両方で活躍されている某氏が書いたベアトリクスが東独の支配者になった話などでは、北朝鮮を占拠し、東独の支配地にして、そこに東独の海軍艦艇を配備した状態になってますからね。
 その話に出てくるベアトリクスは、超人的だと思いましたよ。
40代で国家指導者をしながら、現役のパイロットをしているのですから……
子供が数人いて、若いうちに生んだということになっているそうですが、妊娠した期間どう過ごしてたんでしょうかね…… 
(非会員)
 
コメント
>不思議ではありません。

アメリカのカートゥンに出てくる日本人のキャラクターは実際の日本人とは一致しませんが、ラテンアメリカに住んている日本人はアメリカのカートゥンでの日本人のキャラクターに一致だろうと思います。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>アメリカのカートゥンに出てくる日本人

かつて日本の漫画に出てくる中国人が、満洲で出会った中国人や明治時代に日本に留学に来た中国人をモデルに作られたように、米国のカートゥンが米国の日系人や中南米の日系人をモデルに作られたという仮説はあり得るでしょう。
出稼ぎに行った日系1世の人たちやその子女に当たる2世を日本人像としてモデル化したのであれば、現在の日本人から見てある種の違和感を感じるのは間違いないでしょう
 視聴者層も、リアルな日本人像よりも、型にはまった日本人像を望むところがありますから、脚本家や放送作家はあえてそのように描写しているのかもしれません。
中には違った作品もあるでしょうが、そうやって作るようにハリウッドではシステム化してるのかもしれませんね。 
(非会員)
 
コメント
>ほとんどいないでしょうね。

大和撫子はラテンアメリカにおける日本人のコミュニティには存在していたと思います。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 作家の柘植久慶が書いた黄金の頭シリーズに出てくる日系コロンビア人のヒロインとその家族がまさにそうでしたね。
「現在の本国にいる日本人より、ずっと日本人らしい……明治から昭和十年代までの、日本の男性と考えて間違いなかった。かなり苦労を重ねて成功を収めたはずだが、そうした点を微塵(みじん)にも出そうとはしない」
(『魔境からの脱出』,ハルキノベルス,1998年,p200)

>大和撫子はラテンアメリカにおける日本人のコミュニティには存在していたと思います。
 一番の要因は、敗戦を目の当たりにしておらず、価値観の変容を強要されなかった点でしょうね。
日系人の多くはアマゾン奥地の農地開拓に参加しましたから、現地の社会から隔離された環境でした。
 そういった環境下で、ある種の純粋培養が起きたと考えれば、不思議ではありません。
ブラジルの日系人のように現地社会に同化した例もあれば、ボリビアの日系人のように今も日本語を母語で暮らす例もありますから、一概に当てはめるの事は出来ませんが、戦後の日本人が失った価値観を持っていることは間違いないでしょう。
 フィリピンのジャングルから戦後29年を経て帰還した小野田 寛郎は、戦後社会になじめず、先に移住していた次兄を頼って、最晩年の頃までブラジルに移住していました。
(最晩年の5年ほどは都内に在住していました) 
(非会員)
 
コメント
日本には親ロシアの連中たちが多いでしょうが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 日本のロシア研究者の殆どは、思想的には親露派と見てもらっても良いでしょう。
ロシア科学アカデミーに留学とか、モスクワの東洋学院留学、ルムンバ友好大学卒などと言ったら向こうのエージェントとお考えになった方が良いでしょう。
ロシアで運営されている国際研究機関や国際大学はソ連時代からKGBの影が見え隠れする場所でした。

 日本の士官学校である防衛大学校の校長がスターリン主義者だったり、総理大臣にKGBのうわさがある人物が付いていたなど、日本の防諜はザルですからね……
 日本のロシア関係の仕事をしている人間は最初から怪しいという目で見た方が、楽かもしれません。
面倒かもしれませんが、発言者の言葉を一個一個事実と照らし合わせながら、相手が信用できるか観察するしかないでしょうね。
 

Page 4 of 75, showing 20 records out of 1481 total, starting on record 61, ending on 80