つぶやき |
---|
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 今日は愛しいあなた……シェゾさんが旅立ってしまう日。私は今、旅立つシェゾさんを見送りに来ていますの。 「シェゾさん……」 「何だ?」 「本当に……、行ってしまうんですの?」 「ああ。最強の闇魔導師になるためにな」 「そう……、そうですわよね……」 いつ帰ってくるか分からない……そう思うと私の心は悲しくなりますわ……シェゾさん……。 「心配すんな。最強の闇魔導師になったらすぐに帰ってくる」 「シェゾさん……」 そうですわね。シェゾさんですもの!きっと最強の闇魔導師になる日も遠くはないですわ。私がいつまでも悲しい気持ちでいたらシェゾさんも安心して旅立てませんわ!笑顔で見送りましょう。 「シェゾさん……、頑張って下さいね!」 私は最高の笑顔で言った。シェゾさんも最高の笑顔で 「ああ、頑張ってくる!」 と返してくれた。シェゾさんはそう言うとずかずかと歩いていく。 シェゾさん……絶対に最強の闇魔導師になって帰ってきて下さいね……。 私はずっと……あなたを笑顔で待っていますわ。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「ラグナス……、君に会いたいよ……」 最後に君と言葉を交わしたのはヨグ、ヨグスとの戦いの時。ヨグ、ヨグスとの戦いの後自分のいた世界に帰ってしまったラグナス。ヨグ、ヨグスとの戦いの中でボクはラグナスに恋心を抱くようになってたんだ。 「ラグナス……、ボクあれから君の事を想わない日は一度だってないんだよ……。君の事を考えると胸がぎゅうっと苦しくなるよ……」 いつもは明るく元気いっぱいなボクも君に会いたい、会いたいって思うと心が苦しくなって涙がこぼれる時もある……。 「ぐー!」 カーくんがボクを慰めてくれる。 「ありがとう……、カーくん……」 駄目駄目。ボクが元気なかったらカーくんまで元気なくなっちゃう。元気出さなきゃ! 「カーくん、慰めてくれてありがとう!元気出たから大丈夫だよ!!今日はカーくんのためにいつもより気合い入れて美味しいカレーを作るね!材料買ってくるよ!」 「ぐっぐぐぅー!」 カーくんも元気になったみたい。カーくんの前では明るく元気いっぱいなボクでいなくちゃね!ラグナスに会いたくて悲しくなる時もあるけど…… 「いってきまーす!」 「ぐ、ぐぐー!」 と、家のドアを開けたその瞬間…… 「アルル!」 「ラ、ラグナス!?」 ヨグ、ヨグスとの戦い以来ボクがずっと会いたいと心から思っていた彼、ラグナスがいた。 嬉しくて嬉しくて言葉が出ない。そんなボクにラグナスが 「サタンからこの世界への行き来が可能になるペンダントをもらったんだ。これからはそのペンダントの力でアルルに会いにこれる」 ラグナスがボクに会いにこれるようになった……?あまりに嬉しい事が突然おきて何が何だか分からない。もしかしたら……これは夢? 「ラグナス……」 「どうした?アルル」 「ちょっとボクの頬つねってくれない?」 ラグナスにボクの頬をつねってもらう。夢かどうかを確認するために…… 「……痛っ!」 痛いって事は夢じゃない?夢じゃないんだ!ラグナスがこれからはボクに会いにこれるって本当なんだ! 「ラグナス……」 「何だ?」 「もうボクが君に会えなくて悲しくなる事もなくなるって事だね……。これからはボクに会いにきてくれるんだね、ラグナス!」 ボクの声は嬉しさでいっぱいになっていた。ラグナスも嬉しそうな声で 「ああ!」 と返してくれた。もう本当に本当に最高に嬉しくて嬉しくて。ボクはラグナスの胸に飛びこんだ。 「ラグナス……!」 「アルル……!」 ボクがラグナスの胸に飛びこんだ時ラグナスの顔が赤くなった。ふふっ、ラグナスも嬉しいんだね。そんなラグナスにボクは喜びいっぱいの声でこう言った。 「これからは……、ずっとまた会えるね!」 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 俺はお前に救われたんだ……。 闇の中でしか生きる事の出来なかった俺にお前は光をくれた。俺は何人もの人を殺してきて人とふれあう事など決してなかった俺にお前は 「ボクがいるよ」 そう言った。俺とお前は敵同士で俺はお前の魔導力を狙ってるんだぞ?それなのに「ボクがいるよ」とはどういう意味だ、と聞くとお前は 「敵同士とか……、そんなの関係ないよ。ボクがシェゾの隣にいてシェゾを支えてあげたいんだ」 光のような笑顔でそう言い、こう続ける。 「シェゾ……、どんなに悲しくなってもつらい夜でもずっとずっとボクが隣にいるよ……ボクがいるから大丈夫だよ」 お前は俺を抱きしめた。 「シェゾ……、大好きだよ」 お前の光のように柔らかなぬくもりに包まれて闇の中でしか生きられなかった俺が光を見つけられた。 俺はお前に救われた。お前といればどんな事があっても乗り越えられる……、その礼に俺は一生お前を守りたい、心からそう思えた……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「フェーリ、君に見せたいものがあるんだ」 「先輩!見せたいものって何ですか?」 「それはあとでのお・た・の・し・み♪今日の夜フェーリの家に迎えに行くねー!」 とレムレスはフェーリをデートに誘った。フェーリは今からるんるん状態。 「先輩がアタシをデートに誘って下さった……。しかも見せたいものって……?楽しみだわ……」 そして約束の時間、レムレスがフェーリを迎えに来た。 「やあ、フェーリ!早速行こうか」 「はい!先輩と一緒ならどこへでも!」 「じゃあ、出発~♪」 二人はレムレスのホウキに乗って空から見える綺麗な夜の町を満喫する。 「綺麗だよね~、フェーリ」 「はい!先輩と一緒に空から夜の町を見れるなんて幸せです……」 「でもね、フェーリ。僕が君に見せたいものはこの空から見える夜の町より綺麗なものなんだ」 「この空から見える夜の町より綺麗なもの……、ですか?」 会話を続けながら二人はレムレスがフェーリに見せたいものがある場所についた。ここはフェーリが初めてくる場所、星の降る丘。 「ここは……?」 「ここは綺麗な星がいつでも見られる場所、「星の降る丘」だよ」 レムレスがフェーリに見せたいものとは綺麗な星がいつでも見られる星の降る丘でのたくさんの星だったようだ。 二人は座り、星を眺める。星の降る丘で見るたくさんの星は他の場所で見る星よりも格別だ。 「凄く……凄く綺麗です……。今まで見た星も綺麗ですけどここで見る星はずっと……」 「でしょ?ずっと前からここで見られる綺麗な星をフェーリに見せたかったんだ」 (こんなに素敵な場所をアタシにだけ教えてくれるなんて……先輩はやっぱりアタシの事を……) フェーリはそんな事を考えていた。そんなフェーリをレムレスは抱きしめる。 「フェーリ……、僕はこの星のように君を照らす存在でありたい。僕は君の星になるよ」 「せ……先輩……」 「もし君がこれから寂しい事や悲しい事があったら夜空を見て。ここで見られる星のように君を照らす僕がいるから……」 そしてレムレスはこう続ける。 「フェーリ……、大好きだよ。ずっと君と一緒にいたい」 「ア……アタシ……、アタシも先輩の事が大好きです……。先輩……」 「何?」 「アタシが大人になっても先輩はずっとアタシの側にいてアタシを照らす星でいてくれますか?」 「もちろんだよ……、君が大人になっても僕は君を照らす星であり続けるよ……」 星の降る丘での格別の星を眺めながらの愛の告白……、星達はフェーリの恋を成就させたみたいです……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 今日はプリンプ魔導学校主催のぷよ大会があった。もちろんアミティも出場するがアミティは最終戦のあと一歩で負けてしまった。あと一歩というところで負けてしまったアミティは凄く落ち込んでいる。 「ぐすっ……、ひく……っあと一歩で優勝できたのに……っ」 「アミティ……」 落ち込んで泣いているアミティにシグが声をかけ、ハンカチを差し出してくれる。 「シグ……、ありがと……ぐす……っ」 「アミティ、今日は残念だったけどここまで勝ち進んだって事はアミティは確実に素敵な魔導師に近づいてるよ」 「本当?」 「うん。だから……、いつものアミティらしく元気出してよ」 「シグ……、ありがとう……」 アミティはシグの優しさが嬉しかった。そしてシグはアミティにこう言う。 「それに……、いつも元気いっぱいなアミティが……僕好きなんだ」 「シグ……?」 「明るくてどんな事にもめげない、そんなアミティは僕が持ってた寂しさを取り除いてくれて僕の事を大好きな友達だって言ってくれて……気付いたら友達以上の好きになってた。僕は元気いっぱいな太陽のようなアミティが好き」 「シグ……、あたし……あたしもシグの事が大好きだよ!」 「アミティ……?」 「いつも自分より他人の事を気づかうお人好しで一緒にいて安心できて幸せな気持ちになれる……、そんなシグの事が……気付いたら友達以上の好きになってたんだ!」 「アミティ……」 アミティのその言葉にシグの顔が赤くなる。 「よかった……、アミティがいつもの元気いっぱいなアミティに戻って……アミティは優勝記念のメダルがなくてもきっと素敵な魔導師になれるよ」 「うん!あたし頑張る!シグ、励ましてくれてありがとう!もしシグがさっきのあたしみたいに落ち込んだ時は真っ先に飛んでいくからね!」 「ありがとう……、アミティ……」 「シ……、シグ……?」 シグはアミティを抱きしめた。そしてこう言う。 「アミティ……大好き」 「シグ……、あたしもシグが大好きだよ……」 ぷよ大会で優勝はできなかったけれどアミティは優勝以上の素敵な物を手にいれたのでした……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 今日、学校はお休み。アミティは太陽の光を浴びて散歩している最中。 「ん~っ!今日もいい天気~♪あ、クルークだ!」 アミティは木に寄り添って本を読んでいるクルークを発見する。 「どうやって声かけよっかな?抱きつく?それとも後ろから声かけて驚かす?う~ん、悩むなぁ~♪」 アミティはクルークにどう声をかけようか考え中。アミティはどんな行動をとったのかというと…… 「クルークー♪」 「アミティ!」 アミティは抱きついてクルークに声をかけた。抱きついたままアミティはクルークにべたべたしている。 「……うるさい」 「あはは……、ごめんごめん」 そう言った後アミティはクルークの読んでいる本をちらちらと覗き見する。 「覗き見しないでくれるかな?読むのに集中出来ないんだけど」 とクルークが言う。すると…… アミティはクルークの頬にキスをした。 「な、何して……!」 「だってクルーク本ばっかり見てるからつい……あたしに構ってほしいんだもん!」 「あー分かったよ。構ってやればいいんだろ!」 クルークは顔を赤くして言った。それを聞いたアミティは笑顔でクルークに抱きつく。 「わーい!クルーク大好き!!」 「だからそれはやめろって!」 ぽかぽか陽気の昼下がり。大好きなクルークに構ってもらえて幸せなアミティとなんだかんだ言っても結局はアミティに構うアミティに弱いクルーク。小さな幸せが今、ここにある。 ぽかぽか陽気の小さな幸せ。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 私はあやしいクルーク。私がクルークの体を操れるようになってから私は遺跡に出入りするようになった。そこに最近私に会いに遺跡に遊びに来る一人の女がいる。その女の名はアミティという。 「ねぇねぇ!あやクル!あたしとデートしようよ!」 「……は?なんで私がお前とデートをしなきゃならないのだ……」 「あたし、もっとたくさんあやクルと一緒にいたいんだ!だからデートしようよ~!」 私はそう言うアミティの顔を見た。アミティの笑顔はまるで本に封印される前に見た太陽のようだ。そんな太陽のような笑顔で言われたら断れるわけがない。私はアミティにこう答えた。 「お前がそんなにデートしたいなら付き合ってやってもいいぞ……」 「わーいっ♪じゃあ出発ー!!」 「おい……、あまり飛ばすな……」 「分かってるよー!」 私はアミティとデートをした。クランデスターン屋敷を探索したりおしゃれなお店で買い物をしたりとこういうのも悪くないなと思いながら……、そして遺跡に帰り…… 「あやクルー!楽しかったでしょ?」 「まぁ悪くはなかったな」 「それはあやクルにとって「凄く楽しかった」って事だね♪あやクルに楽しんでもらえてあたし凄く嬉しい!」 相変わらず太陽のような眩しい笑顔で私に微笑むアミティ。アミティは続けて私にこう言った。 「あやクル、また今度あたしとデートしてね!あたし、あやクルにもっとプリンプという素敵な世界を知ってほしいんだ!!」 「アミティ……」 「ね?いいでしょ?あやクル!」 「……ああ」 「わーい!じゃあまた今度ね!」 そう言ってアミティは自分の家に帰っていった。あやしいクルークはこんな事を思っている。 (まぁ……、楽しみにしておいてやるか……。あいつといると負の感情がどこかへ消えていく……何よりあいつといるのは結構まんざらでもないからな……。プリンプタウン……、アミティのような太陽の存在がある世界ならきっと素敵な世界なのだろう……) END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 下校中のラフィーナ。彼女は今きらしていた愛用のせっけん、おじゃばぶるせっけんを買いにおしゃれなお店へ行くところだ。 「おじゃばぶるせっけんはそんじょそこらのせっけんとは比べものにならないくらいの最高のせっけんですもの♪おじゃばぶるせっけんがないなんて考えられませんわ!」 そう言いラフィーナはおしゃれなお店に入っていった。 「えっ……と。おじゃばぶるせっけん、おじゃばぶるせっけんは……っと……、あ、一つ残ってましたわ」 一つ残っていたおじゃばぶるせっけんを手にとろうとするラフィーナ。そこにもう一人、おじゃばぶるせっけんを手にとろうとしている少年がいた。 「ちょっとそこの君!僕が先に手にとったんだけど……ってラフィーナ!!」 「クルーク!!どうしてあなたがここにいるんですの!?」 「僕の愛用のせっけん、おじゃばぶるせっけんをきらしていたから買いにきたんだよ!」 「あ~ら、あなたもおじゃばぶるせっけんを愛用しているんですのね。私もおじゃばぶるせっけんをきらしていたんですの。手を離して下さる?」 「嫌だね!君が離せばいいじゃないか!」 とラフィーナとクルークはお互いに譲らず一つ残っていたおじゃばぶるせっけんの取り合いと口喧嘩を繰り広げていた。そうしているうちにそのあまりに激しい取り合いのせいでおじゃばぶるせっけんは半分にわれてしまった。 「ちょっとクルーク!!あなたが手を離そうとしないから半分にわれてしまったではありませんの!」 「それはこっちの台詞だよ!君がさっさと手を離せばよかったのさ!」 「なんですってぇ!!……と言いたいところですけれどいいですわ。これで争いを終えられましたし」 「ふん、ま、今回は引き分けという事にしておくよ」 この二人にしてはお互い素直に身を引いた。どうしてだろう?おじゃばぶるせっけんが半分にわれてしまったというのに。 実は二人はお互いにこんな事を思っていた。 まぁ……、たまにはこういうのも悪くありませんわね(悪くないかもね)) END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 きっかけはアミティの一言だった。 「ねぇねぇ!あたしの怪談話聞いてよ~♪」 「怪談話?面白そうですわね!」 「怪談話ですか……、聞きたいです~」 ラフィーナとリデルはアミティの怪談話を聞く気満々のようだ。 「クルークもあたしの怪談話聞いてよ~♪」 アミティがクルークに声をかける。 「未来の魔導界をせおってたつクルーク様に本当はそんな暇ないんだけどま、聞いてあげてもいいよ」 「わ~いっ!じゃあ怪談話スタート!」 怪談中─── 「はいおしまいっ!皆、どうだった?」 「ま、たいして怖くありませんでしたわね」 「とっても面白かったです~。新しい怪談話があったらまた聞かせて下さいね♪」 「怪談っていうからどんなものかと思ったら全然話にならないじゃないか」 と、それぞれラフィーナ、リデル、クルークの感想。 「皆に聞いてもらって凄く楽しかった~!新しい怪談話があったらまた聞いてね♪じゃ、また明日ねー!」 そしてその夜、クルークの家─── 「あやクル……」 「どうした?クルーク」 「一緒に寝てー……」 どうやら今になってクルークはアミティの怪談話の内容が怖くなって一人で寝れなくなりあやしいクルークに一緒に寝てほしいようだ。 「は?」 「だから一緒に寝てよあやクル……」 「なんで私がお前と一緒に寝なきゃならないのだ……」 「だって怖いから……」 「……分かった。一緒に寝てやってもいいぞ」 クルークが今にも泣き出しそうな顔をしていたのであやしいクルークは一緒に寝てやる事にした。 「ぜ、絶対一緒にいてよねあやクル!僕が寝ても離れちゃ駄目だからねっ!」 「……分かっている。しかし怪談話で一人で寝れないとはお前もまだまだ子供だな」 「子供じゃないけど怖いんだから仕方ないじゃないか……」 どこまでも自分は子供じゃないと言いはるクルーク。 「そういう事言う奴ほど子供だがな……、また怖くなった時があればこうして一緒に寝てやってもいいぞ。」 「ありがと……、あやクル……」 そしてしばらくしてクルークは眠りについた。あやしいクルークはこう呟く。 「本当にこいつは私を好いてるんだな……、私がいなくなったらこいつはどうなるのだろうか……。こいつが一人前になるまでは私はこいつの側にいよう……」 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「う……、うう……ん」 「アルル?」 「う……、ううううん……シェゾ……!」 「おい!アルル……どうした!?」 「うわああああ!!……なんだ夢か……」 「かなりうなされてたぞ……、どんな夢だったんだ?……と聞く前に服汗で濡れてるな。このままじゃ風邪引くぞ。着替えろよ、向こうむいてっから」 「うん……」 そう答えてアルルは新しい服に着替えた。アルルはさっき見た夢の内容が現実になってしまうのではないかと体全体が震えている。そしてアルルの着替えが終わった。 「もういいよこっち向いても」 「ん……、ああ」 アルルはシェゾにさっきの夢の内容を話す。 「あの……ね、シェゾ、さっきの夢……シェゾが魔物に食い殺されて死んじゃう夢で……ボク……シェゾがボクをおいて先に死んじゃったら……って思ったら怖くなって……」 アルルはシェゾの胸の中で震えながら泣いている。 「おいおい……、アルル……俺がお前をおいて死ぬわけないだろ?」 「分かってる……分かってるけど怖くなって……ひくっ」 シェゾは震えて泣くアルを抱きしめ、こう言う。 「俺はお前をおいて死んだりしない。ずっとお前の側でお前を守るから……、だから……一生という名の永遠を一緒に過ごそう……」 「……?それってどういう事?」 「これだけ言って分からないのかお前は……、結婚しようって事だ!」 「……!シェゾ……」 アルルは嬉しさで胸がいっぱいになった。もの凄く嬉しくて不安はどこかへ吹き飛んでいった。シェゾはそんなアルルの頭を優しく撫でる。 そしてアルルはシェゾにこう言った。 「シェゾ……、ボクの事絶対離さないでね。ボクの事おいて死んだりしないでね……!一生という名の永遠をボクと一緒に歩いていこう……!」 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 私はリデルです。私ツノがなくなったら……ってずっと思ってたんですけどこの前のぷよ大会でとっても立派なツノのある方に会ってお兄様って呼ばせて下さって……、ツノがあるのもいいなって思えるようになって私は髪を団子ヘアにする事が減ったんです。 そして今日そのお兄様と一緒なんです♪嬉しいです……。 今日はずっとお兄様に聞きたかった事を聞いてみる事にします……。 「お兄様……」 「どうした?」 「お兄様と呼ばせてもらってから聞きたかった事なんですけどお兄様は団子ヘアと髪をおろしたのとどっちが好きですか?」 「そうだな……、髪をおろした方だな」 お兄様はそう言って笑ってくれて……私も笑顔になりました。 それから私は以前よりも団子ヘアにする事が減りました。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 ここはプリンプタウン。ボクはぷよ勝負をしていて飛ばされてここにきた異世界の人間なんだ。 この世界も大好きだけど、ボクがいた世界のみんなにも会いたいなって思ってたんだ。 その思いが伝わったのかどうか分からないけどプリンプ魔導学校主催のぷよ大会でナスグレイブ、すけとうだら、ぞう大魔王、ルルー、サタン、そしてシェゾに会えたんだ。長い間離れていたから会えてすっごく嬉しい! ボクは今シェゾと一緒にいるんだ。そしてシェゾにこう聞く。 「ねぇ、シェゾはどうしてプリンプに?」 ボクの質問にシェゾはこう答えた。 「オレもどうしてここにきたのか分からないのさ。何かに呼ばれたような気がしたんだが」 それを聞いてボクははっとした。 「だとしたら……、君がここにきたきっかけは……きっとボクだよ」 「何?」 「ボク、プリンプに飛ばされてきてから君に会えなくて本当に寂しくて……ずっと君を呼んでたんだ……」 「アルル……」 「その呼びかけがやっと叶ったんだ!だって君にまたこうして会えたし!……ってわっ、ちょ、ちょっとシェゾ!?」 シェゾはボクを抱きしめてくれた。もの凄く久しぶりに感じたシェゾの温もり……凄く温かい。 「シェゾ……、ボクの呼びかけに気づいてくれてありがとう……、ボク……シェゾが大好きだよ……」 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 今までは僕のとなりに誰もいなかった。誰もが僕の左手と左目を怖がって僕を避けていたから…… でもプリンプ魔導学校のみんなは僕の左手と左目の事をちっとも気にしないで僕と対等に接してくれてる。 特に、アミティは…… 「今日から同じクラスだね!よろしくね」 「うん、よろしくー」 これがアミティと初めて交わした会話だった。今までは誰も僕を恐れて僕なんかに話しかけてこなかった。けれどアミティは僕の事を全然恐れもせずフレンドリーに僕に接してくれる。 「……アミティ」 「なぁに?シグ」 「これからもアミティは僕のとなりにいてくれる?」 「もちろんだよ!だってシグはあたしの大好きな友達だもん!」 僕は今寂しい事なんて一つもない。だって僕のとなりにアミティという存在があるから…… END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 アルルがもといた世界に帰って一週間がたちシグはアルルに会いたいと切ない気持ちになっていた。 「アルル……」 名前を呼んでみる。その時…… 「やあ!シグ!」 「アルル……!」 僕にとって一番会いたい存在のアルルが来た。また会えた、アルルに……。 「えへへっ、シグ!ボク、ぷよ大会の優勝メダルでボクがいた世界とプリンプを行ったりきたり出来るようにってお願いしたんだ!それでね、シグに会いたくなってプリンプに来たんだ!」 「僕もアルルに凄く……会いたかったんだ……アルルがアルルのいた世界に帰って……もう会えないのかなって思ったら……切なくなったんだ……、また……会えてよかった……」 「えへっ、シグもボクに会いたいって思ってくれてたんだ!嬉しい♪」 「アルル……」 「なぁに?」 「また、ここにきて僕とぷよ勝負してくれる?」 「もちろんだよ!シグはボクの一番大事な友達だもん!」 「うれしいー。ありがとう、アルル」 シグが笑顔になる。 「じゃあ、さっそくぷよ勝負だー」 シグはぷよ勝負を申しこんだ。アルルはもちろんこう答える。 「うんっ!ぷよ勝負だー!!」 そして二人のぷよ勝負が始まった─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 下校の時間、シグとリデルは二人で一緒に楽しく会話をしながら下校していた。今日、二人は約束しているのだ。その約束とは…… 「リデルー、ここだーついてきてー」 「あっ……、シグさんちょっと待って下さい……」 シグはリデルの手を引っぱる。 やってきた場所はナーエの森だ。シグがリデルに見せたい場所というのはもっと奥のようだ。 進んで進んでやっと着いたようだ。 目の前には湖があった。どんぐりガエルがいて水の中ではかめぷよや青ぷよなどが泳いでいる。 「凄く……、綺麗です……」 「凄い?一度リデルに見せたかったんだー」 約束とはシグの秘密の場所、この綺麗な湖をリデルに見せてくれる事だったようだ。この湖を見てリデルはこう思う。 (シグさんが秘密の場所、しかもこんな綺麗な湖を私に教えてくれた……。とっても嬉しいです……シグさん……) 「でもね、リデル。僕にとってこの湖よりももっと綺麗なものがあるんだ」 「何ですか?」 シグはそのまま話し続ける。 「それは……リデルだよ」 「……!シグさん……、私もです……」 そのまま二人は赤面して立ちつくしていた─── 二人の秘密の湖で…… END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 プリンプ魔導学校主催のぷよ大会もいよいよ最終戦を残すのみとなった。 「はぁ……、負けてしまいましたわ……悔しいですわ~!!」 悔しそうなラフィーナ。もうすぐ最終戦が始まるようだ。 「いったいどいつが勝ちぬいてきたのかしら?」 せっかくなのでラフィーナは最終戦を見にいく事にした。 「……クルーク!?」 どうやら最終まで勝ち進んだのはクルークと異世界から来た格闘家の女の人のようだ。 「“女王様”よ!見れば分かるでしょ!」 「は、はい“女王様”!!」 「さらに正しくいうなら“格闘女王”とお呼び!」 「は、はい“格闘女王様”!!」 「よろしい!では私の拳をうけて足元にひざまつきたい?」 「は、はい喜んで!出来れば大人の羽交い締めをお願いしますっ!」 「フ……可愛い事言うじゃない……、でもダメよ欲しがるものは与えないわ!」 「じゃあ、何も欲しがりません!」 これが勝負前のクルークと格闘女王ルルーのやりとりのようだ。それを見たラフィーナはこんな事を思う。 (ちょっとぉ!クルーク!!あなたこの私をさしおいてどういうつもりですの!?………あら?この気持ち、何なんですの?何だか……ムカムカして……悲しいですわ……、もしかして……、この気持ち……やきもちなんですの?) クルークが自分以外の女の人と話してるとムカムカして悲しくなる……、ラフィーナはこの気持ちがやきもちなんだと知った。その時、ラフィーナは心の中でこう呟く。 (覚悟してらっしゃい……、格闘女王ルルー……。私のクルークに大人の羽交い締めをお願いしますなんて言わせた罪は重いですわよ……) END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「ふぅ……」 一人の少女のため息。 「ああ……あなたは今、何をしているのかしら……。あの夏のお昼寝の日からあなたの事を考えると胸がドキドキするんですの……。こんな気持ち……、初めてですわ……」 この気持ちの正体を知るべく少女……ウィッチはドラコに相談しに行った。 「あー、それは恋だね!」 「恋ですの!?」 「もー絶対、間違いないね!」 ドラコからこの気持ちは恋だという答えが返ってきた。 そしてウィッチはまた考えこむ。 (私……、私が……、あの方……、アルルさんに……、恋……) その頃アルルはどうしているかというと…… 「せーのっ!ファイヤー!」 「ぐー!」 はりきって魔法の練習に励んでいた。 ふとアルルはウィッチの事を思う。 「そういえばウィッチ……、今事何してるのかな?」 そこへウィッチが通りかかる。 「ア……アルルさん……!」 一番会いたかった人に会って驚きを隠せないウィッチ。 「あーっ!ウィッチ!!」 アルルは笑顔でウィッチを呼ぶ。 「ボク、ウィッチに会いたいなって思ってたんだ!会えて嬉しい!!」 「わ……私もあなたに凄く会いたかったんですの……!あ……あのアルルさんっ……!」 「なぁに?」 「私……、アルルさんの事が好きなんですの!!」 「ええっ!?」 突然のウィッチの告白にアルルは驚く。ウィッチは言葉を続けた。 「あの夏のお昼寝からあなたの事を考えると胸がドキドキして……、苦しくなって……!こんな気持ち初めてで……!どうしてもこの気持ちをあなたに伝えたくて……っ!」 ウィッチは言葉を切った。そしてアルルは……こう答えた。 「ウィッチ……、ボクもウィッチの事好きだよ。ずーっと一緒にいたい……って思ってるくらいだよ」 「アルルさん……」 アルルはこう続ける。 「あの日のお昼寝の時寝ぼけて抱きついてきたウィッチの事……、すっごく可愛いって思って……この気持ちは何だろうって考えに考えて……、そしてこの気持ちが恋なんだって知ったんだ。ウィッチ!ボクとずーっと一緒にいてくれる?」 アルルの言葉にウィッチは最高の笑顔で、こう言う。 「……もちろんですわ!」 二人は笑い合った。そこに二人を見守るように春の優しい風が吹いてきた。季節はもう春だ。 「じゃ、魔法の練習に付き合ってくれる?」 「はい!」 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 俺のお隣さんのハルカはホウエン地方のポケモンリーグのチャンピオンになり、さらにバトルフロンティアも制覇しホウエンでの最強トレーナーになった。 ハルカはもっと強いトレーナーとバトルしたいとカントーへと旅立った。ハルカならきっとカントーでも最強トレーナーになれるだろうと信じて俺はハルカを笑顔で見送った。 あの時はこれが最後に見るハルカの笑顔だとは思ってもいなかった。 まさかハルカが植物人間になるとは…… ハルカはホウエン地方を出てすぐに事故にあい植物人間になってしまった。あんなに元気で明るいハルカが動かない、何も喋らない植物人間になった……。 それから俺の世界は真っ黒になった。 俺の世界の中心はハルカだったから…… ハルカ一人が植物人間になったところで世界は何も変わらない。 けれど俺の世界はハルカがいないなんてありえなかった。ハルカの笑顔、ハルカの声、ハルカの全部が俺の世界の全てだった。 「ハルカの笑顔を見る事もハルカの声を聞く事ももう出来ないのか……?」 俺の目から涙が流れ落ちる。涙は止まらない。枯れ果てない。 俺は動かない、何も喋らない植物人間になったハルカを抱きしめた。その瞬間自然と言葉が出る。 「ハルカ……、俺は本当に……本当にお前が大好きなんだ……」 今までハルカに言えなかったハルカへの想いを言葉にしたユウキ。 けれど植物人間になったハルカにその言葉は届かない。 ハルカがユウキに笑顔を見せる事はもうない─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 サトシへ 元気でいる?僕は元気だよ。サトシが行ってからもう半年になるね!今度会う時に君がまた強くなってると思うと……、嬉しいよ!僕なんか全然敵わないくらいの強いトレーナーになってね!そして……、世界一のポケモンマスターになってね! リラより 「……ふぅ」 僕の恋人、サトシに宛てた手紙を書き終えてため息をつく僕。サトシは半年前に天国へ行ってしまったんだ。だからこの手紙はサトシの元へ届く事はない。 せめてこの手紙を空に飛ばそう。 「……えいっ!」 僕がサトシに宛てた手紙は風に乗って空に飛んでいった。まっすぐ、まっすぐに高い空に飛んでいった。 君に届く事のない手紙が─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 私はハルカ。 ポケモンコーディネーターで夢は一流のトップコーディネーター! ……だけどその夢、叶えられないかも……。 実は私……病気してるの。 この前のコンテスト戦の途中に突然息苦しくなって倒れて病院に運ばれて……そしてこう告げられたの。 あと一年しか生きられないって…… そして今私の横にいるのが私の一番のライバルで……、最愛の恋人のシュウ。シュウは私の手を握り、こう言った。 「ハルカ……、どうして……どうしてこんな事に……っ!」 「シュウ……」 「美しく成長した君のポケモン達を僕に見せてくれると約束した……じゃないか……」 「うん……、うん……っ」 シュウは涙が止まらなかった。無理もない。この前までは元気だったハルカが突然あと一年しか生きられないという事になってしまったのだから……。 本当に……運命は残酷だ……。 ……ハルカは涙を拭った。 「でもね、シュウ、私大丈夫かも!他の人よりちょっと死ぬのが早くなっただけなんだから!」 ハルカは言葉を続ける。 「それよりもこの一年間を今までよりもずーっと充実したものにしたいかも!」 「ああ、そうだね……、この一年間は今まで以上に君を……大切にするよ……」 「シュウ……」 二人は抱き合った……強く……強く。 そして今まで以上に二人で過ごす時間を作った。 その一年間二人は深く愛し合った。シュウはハルカの喜ぶ顔が見れるだけで幸せだった。この笑顔を永遠に見ていたい……と思った。 そして一年が経ち─── 「シュウ……、お別れだね……。私、とっても幸せだったよ……。ただちょっと欲を言うともっとシュウと一緒にいたかったかも……」 「ハルカ……」 「ねえ、シュウ?」 「何だい?」 「最後にキス……、していい?」 「ああ」 二人は唇を重ねた─── そしてその瞬間、ハルカは息を引きとった。 たとえもう二度と会えなくても僕は永遠に君だけを愛してる。 END |
Page 3 of 4, showing 20 records out of 80 total, starting on record 41, ending on 60
2018年 10月 02日 00時 05分