とある魔術の超電磁砲
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眠って良いですか?
前書き
前回の続きです。
「で、これはどういう事だ?」
目の前の女の子、ライラは正座し汗をかきまくっている、氷馬に聞く。
氷馬とステイルとの戦いは終わっている。終わっていると言うより、イノケンティースが凍った後すぐ
ステイルは消えていた。多分逃げたのだろう。そして、戦いか終わった後、ライラを探していると
寝ていた。、あの戦いで爆発やらなんやらでいろいろあったというのにライラはずっと寝ていた。
ため息をつきながら、ライラを起こし、何が合ったのか説明した。のだが、
「で、どういう事だ?」
の繰り返しだった。ライラの顔は笑っていた。だが、氷馬から見たらその笑い顔はとても怖く何だか涙が出てきそうだった。
「怒らないから、もう一回、説明してくれないかなー」
ライラは言う。こういうのは大体、怒らないと言って、怒るパターンだが確かにこの惨状を見たら誰でも言いたくなるだろう。
マンションの周りは黒焦げ、しかも所々、凍っている。
ピーポーパーポ
救急車とアンチスキルのサイレン音が聞こえる。家事やら何やらでやっと到着した。
もっと早く来てくれたら、こんな事にはならなかったのにと思うと、だんだん虚しくなってくる。
ライラは氷馬が何と言うのか、待っている。しかもイライラいているのか、激しく貧乏ゆすりをしている。
氷馬は決意した。言う事を、
「あのー、今日はもう疲れたんで、眠て良いですか?」
パコーン
予想通り殴られた。
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