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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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26限目 清涼祭二日目 

 
前書き
前の章でラブコメがなかったのでこの章ではそこんとこ注意して頑張ってみようかなぁって思ってます。そこら辺などについてなんか言いたいことがあればどんどん言ってください。よろしくお願いしまーす 

 
清涼祭二日目、それはいろんな人がいろんな決意をもって参加する。今日中に彼女作るとか、今日中にいい男ゲット!!とか、友達会いに行くために金を稼ぐとか、とにかくいろいろな人がいろいろな目標を持って今日一日をすごす。そしてあのバカは・・・・

「・・・・・姉さん?」
「なんですか?アキ君?不満でもありますか?」
不満だらけな朝を迎えていた

「ちょっとは妥協しても・・・」
「だめです!やるんなら全力です!」
「でもこれじゃあ完全に女の子じゃないかぁぁ!!」
さすが玲である。30分ぐらいのメイクで吉井明久を完全に吉井明子にしてしまった。それを玲は偉業を成し遂げたかのように思いっきりのドヤ顔で明久、もとい明子の顔を見ていた

「でも頼んできたのはアキちゃんですよ」
「わかってるけど、、実際見てみると心が折れそうだよ」
昨日アキちゃんは姉である玲に「僕を完全に吉井明子にしてほしい」とたのんである。そして玲は見事その依頼を完璧にこなしてしまったのである。それがアキちゃんにとって
(頼まなければよかった)
と思わせてしまった

「いいですか?明久という存在は表舞台に立つ事を光を浴びる事を許されない人なんですよ?もし破られたらまた姫路ちゃんを悲しまれますよ?」
「わかってるだから姉さんにお願いしたんだ」
姫路に明久という存在を消しながら大会にでるには女装するしかない。だからお願いしたんだ。半年たってもそういうところは変わらないんだと玲はあきれ半分少し切なく感じていた

「それじゃあ姉さん行ってくるよ」
「アキ君?無茶してはいけませんよ?」
「うん、でもあの場所だけは僕が守るから、もし怪我してもそれで守れたらその時は怒んないでくれる?」
「わかりました。じゃあ一生懸命文月学園を守ってきてください」
そして明久、、、もといアキちゃんは文月学園を爆破するというクレイジーな竹原の計画から守るために一人駈け出して行った



そして文月学園清涼祭では、一日目の勢いを二日目のメインイベントがあって昨日より大勢の人がいて、盛り上がりを見せていた。もちろん竹原の件など生徒には知られていなかった。でも雄二たちは文月学園を守るため、明久に会うため二日目も頑張っていた

「いらっしゃいませウエディング喫茶へようこそ。只今満席のためしばらくお待ちください」
昨日に引き続き大盛況だった

しかし雄二たちは今金のことは頭になかった
(ムッツリーニ明久は見つかったか?)
(・・・・みつからない(ブンブン))
(こないんじゃろうか?)
(いや、あいつは来る絶対来る)
今雄二たちの頭には明久の存在しかなかった

(それよりあの暗号解けてたのか?雄二)
(いや解けなくてよあのババァに相談に行ったらおれたちは大会に集中してくれればいいって言われた)
(・・・・・・なら大会に集中しろ)
(そうだな。おれたちは大会に集中しよう)
しかし明久のことを考えていたのは雄二たちだけではなかった。少なからず姫路は昨日以来ずっと明久のことを考えていただろう。時々姫路の口から「明久君」とおこぼれていた。今までの半年間姫路の口から吉井のことが出ることがなかったため雄二たちはせめて姫路にだけは明久と会わせてあげたい。そう考えていた

『これより試験召喚大会の参加受付を行います。参加する人は正面玄関に来てください』

そして人知れずの文月学園防衛戦が始まった。そして同じ思いでいる奴がもう1人いた。

「いよいよ始まるんだ。なんとしての優勝して竹原の計画をとめなちゃね・・・・・でもさすがに女装姿でばれる・・・・わけないか・・でもばれたら・・・」

 
 

 
後書き
感想、意見、アドバイス、など何でも待ってマースよ 
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