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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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25限目 清涼祭二日目に向けて

 
前書き
2問の答えわかった人はどんどん送ってください
 

 
清涼祭1日目が無事終わり、明日に向けて明久は大きな決断をしようとしていた。
明日の試験召喚大会で優勝しなければ文月学園の機密情報が外部に流される事になり、でも優勝しても竹原は学園を爆発させるというなんともクレイジーな復讐計画を企てていた。

「アキ君、いや、アキちゃんお帰りなさい」
「姉さんやめてくれないかな?僕で遊ぶの」
「何を言ってるんですか。これもアキ君の為ですよ?」

そうすれば文月学園に行っても吉井明久としつではなくアキちゃんとして行くから皆にばれることなく今日清涼祭に行けたのである

「はぁぁ、まぁいいや」
「アキ君分かってますね?」
「分かってるよ。」
「本当ですか?アキ君は誰にもばれてはいけませんよ!もし、姫路さんに知られたらまた、あの子に悲しい思いをさせますよ?」
「分かってるよ。だから明日姉さんにやってほしい事があるんだ」
「何があったんですか?」

外部に言ってはいけないと言われたが姉さんにならいいと思い、今文月学園のおかれてる状況を順を追って説明し始めた。機密情報のこと。爆弾の事

「それでアキ君はどうするつもりですか?」
「優勝して、爆弾も止める」
「それじゃあ皆の前に立つと言う事ですよ?」
「だから明日姉さんには僕を完全に吉井明子にしてほしいんだ」

おそらく明久の姉には違う風に捉えられたんだろう。
(完全に女の子にしてほしいんだ)と思ったのだろう

「アキ君、やっと認めたんですね?」う
「そういう訳じゃないよ!!でも完全に吉井明子になれば皆にばれないでしょ?」
「でも良いのですか?プライドないのですか?」

明久にちゃんとプライドはある。正直やりたくない。でも今はそんなこと言ってられない状況なんだ。竹原の計画を両方阻止できるのは今のところ明久だけだからである。大会には来賓者として関係者のエンジニアも多数参加する。それに対抗できるのは明久ぐらいの点数だろう

「いいんですね?でもそこまで文月学園に深入りするんですか?もうアキ君は文月学園の生徒じゃないんですよ?」
「居るんだ。文月学園に絶対に守りたい大事な奴が」

絶対に守りたい人、それは姫路や雄二たちだろう。やっぱり遠く離れても雄二たちの事が明久にとって大事な友達なんだ。だから明久はプライドを捨てても文月学園を守りたいと思っているんだ。

「分かりました。でも絶対にばれてはいけませんよ!もう一度言いますけどアキ君が姿を現したら姫路さんにその事がもし伝わったら悲しい思いをすると思いますよ?」
「うん、分かってるよ」

それで玲は明日、完全に明久を完全に吉井明子にするつもりなのか分からないが玲は上機嫌で自分の部屋に入っていくのを見て明久は少し明久は頼んだことを後悔していた。そして明久は最後の暗号が分からないがまま自分の部屋に行き、そのまま寝てしまった。


その頃雄二たちは・・・・・たち?

「坂本よ、やはり明久は・・・」
「ああ、今いるだろう」
「明日も来るかのう?学園長は明久も助っ人って言ってたから来ると思うんじゃが」
「来るにちがいない!ムッツリーニ。頼んだぞ!」
「・・・・・承知した」

坂本たちは明日の清涼祭に向けて夜集まっていた。Aクラス全員で・・・・・
でももちろん本当の目的は竹原の計画と明久についである。そしていろんな気持ちを胸に文月学園にとっても運命を決める清涼祭二日目を迎えようとしていた。

 
 

 
後書き
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