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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第八十三話 怪人登場その十三

「バールの様なものもシベリアも用意しているから待っていてね」
「そのことも楽しみにしておこう」
「では三日後だ」
 ディケイドは期日を言った。
「その時に浜松湖まで行こう」
「楽しみに待っている、それではだ」 
 スサノオはここまで話して姿を消した、消えたその後には青空だけが残っていた。そしてその青空を見てから。
 ライダー達は本来の姿に戻った、門矢はそこから言う。
「では仲間達を呼ぼう」
「他の世界の戦士の方々をですね」
「そうだ、全員集める」
 こう日本に答える。
「そうするとしよう」
「わかりました。他の世界の方々とも協力して」
「これから戦うことになる」
「この世界での決戦だけでなく」
 日本は既に意を決した顔になって述べた。
「これからもですね」
「そうだ、戦いはこれからも続く」
 このことは間違いないというのだ。
「暫くの間な」
「そうなりますか」
「ではいいな」
「はい」
 日本も他の世界の戦士達もだった、門矢のその言葉に頷いて答えた。
 そのうえでロシアがまた言った。
「それで浜松湖までここから近いのかな」
「私の国ですが」
 日本がそのロシアに話す。
「私がよく知っている場所ですので」
「じゃあ日本君がいてくれたら案内してくれるんだね」
「そうさせて頂きます」
 こうロシアに話す。
「その時は」
「じゃあその時を楽しみにしておくね」
「それで浜松って何か美味しいものあるの?」
 イタリアは日本に浜松名物について尋ねた。
「何かあるの?」
「蛤でしょうか。それとあの辺りは鰻も有名ですね」
 日本は期待する顔で尋ねてきたイタリアにこう答えた。
「近くに名古屋もありますし」
「じゃあ美味しいもの一杯あるんだ」
「あります」
 日本はイタリアに今度は即答で返した。
「その名古屋にも行けますから」
「名古屋って確かフェットチーネに似た」
「きし麺ですね」
「あれ美味しいらしいけれど」
「ではきし麺もですね」
「うん、それも食べられたらねってね」
 蛤や鰻だけでなく名古屋の食べ物もだというのだ、これには皆賛成してだった。
 まずは仲間達を呼んでそのうえで浜松に向かおうとする、だがその時にイギリスがこんなことを言いだした。
「鰻って食えるのか」
「あんた今何言ったんだよ」
 小野寺がそのイギリスに驚いた顔で突っ込みを入れた。
「鰻は美味いだろ」
「そうなのか?」
「あんたひょっとして鰻食ったことないのか?」
「ああ、魚は鱈と鮭位だよ」
「一体どんな食生活なんだよ」
 少なくとも小野寺には信じられないことだった、イギリスの食生活は。
「そういえばあんたの料理ってな」
「こいつは凄いからな」
 フランスがその小野寺に話す。 
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