仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第八十一話 ワールド学園その四
「スサノオ、そして仮面ライダーですか」
「彼等はずっと戦ってるんです」
「あらゆる世界においてですね」
「そうです、私がお話させてもらった通り」
「そうですか、それで私達の世界にも来たのですか」
「ショッカーを出してきまして」
そのスサノオの最初の組織をだというのだ。
「皆さんに挑んでいます」
「その喧嘩買っていいんだよな」
イギリスはその太い眉を顰めさせてスマートレディに問うた。
「これまで色々仕掛けられて鬱陶しく感じてたんだよ」
「はい、スサノオもそれを望んでいます」
「そうだよな、やっぱり」
「皆さんが降りられてもいいですが」
「戦うなら、か」
「長い戦いになりますがいいですか?」
同席する八国に問う。
「それでも」
「ううん、何か俺もね」
イタリアが最初に言う。いつもの泣きそうな顔ではあるがそれでもだ。
「ここは何かね」
「戦わないといけないと思われますね」
「うん、そう思うよ」
こう言うのだった。
「スサノオが俺達を試してるみたいだから」
「そうです、スサノオは貴方達を試しています」
「それならね」
戦いからは速攻で逃げて白旗を振るイタリアでもだった。
「俺も逃げたくないから」
「戦われてもいいんですね」
「俺確かに戦いは怖いよ」
しかしそれでも今は、イタリアはこう言っていく。
「それでも試されてるのなら逃げたくないよ」
「俺もだ。そうした挑戦はだ」
どうかというのだ。
「逃げる訳にはいかない」
「そうですね。逃げては名折れです」
日本も言う。
「私は戦います」
「スサノオの挑戦を受ける」
まずは枢軸の三国だった、そして。
連合の五国もそれぞれ意を決した顔になってスマートレディに話した。
「僕も戦うぞ」
「挑戦を受けるある」
「紅茶を飲む時間さえあればいいさ」
「まあお兄さんの美しさを見せてあげようか」
「楽しみたいのなら面白い遊びを教えてあげるから」
ロシアはにこりとして恐怖のオーラを出している。
「じゃあスサノオさんと戦うよ」
「仮面ライダーの人達と一緒にですね」
「その仮面ライダーにも会わせてくれるかな」
イタリアはスマートレディにこのことを問うた。
「そうしてくれるかな」
「むしろこの戦いでは」
「うん、仮面ライダーとの共闘だよね」
「そうしてもらわないと駄目なので」
だからこそだと、スマートレディはイタリアに笑顔で答える。
「お願いしますね」
「ここで俺達が勝手にやるって言ってもな」
イギリスはこの選択を選んだ場合の結末はどういったものか話した。
「あの宇宙人の時と一緒だしな」
「はい、各個撃破されます」
「俺達だけでもだよな」
「スサノオは貴方達とだけ戦いたいのではないですから」
仮面ライダーとも、だからだった。
「そうなります」
「そうだな、もうあんな馬鹿なことは抜きにしたいしな」
「じゃあ仮面ライダーとも会うか」
フランスも言う。
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