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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第八十一話 ワールド学園その五

「今度の戦いの相棒ともな」
「他にも沢山の世界の戦士の人達がいますよ」
「国民の皆さんになりますね」
 日本は彼等についてはこう考えていた。
「言うなら」
「あっ、日本さんの国民の方々はかなり多いです」
「やはりそうですか」
「かなり賑やかですよ」
「ではその方々ともですね」
「共闘になります」
 実際にそうだと話すスマートレディだった。
「宜しくお願いしますね」
「とりあえずショッカーについてはわかりました」
 日本はこのことはよしとした。
「そして仮面ライダーの方々のことも」
「そうですよね」
「そのことはいいのですが」
 だがまだ問題がある、日本が今言うのはこのことだった。
「どの仮面ライダーの方々との共闘になるのでしょうか」
「ショッカーとの戦いにおいてですね」
「はい、どなたになるでしょうか」
「ショッカーですからね」
「仮面ライダー一号と二号ではないですね」
 日本はこの伝説とさえ言われているはじまりのライダー達の名前を出した。全てのライダー達はこの二人からはじまっている。
「そうですね」
「お二人は今はどちらも日本にはおられません」
「では違いますね」
「しかしショッカーのことをよく知っているライダーはいます」
「ではどなたでしょうか」
「今は言いませんよ」
 スマートレディは楽しむ口調で日本の問いに答えた。
「ご自身で確かめて頂きたいのです」
「ではこの学園から出て」
「はい」
「そこに案内させてもらいますので」
「そしてそこにですね」
 ここから先は言うまでもなかった。
「では皆さんいいですね」
「わかった」
 ドイツが一同を代表して頷いた、そうしてだった。
 八国、人といってもいいが彼等はスマートレディに案内されてそこに来た、写真館の中には門矢士と小野寺ユウスケ、光夏海、そして海東大樹がいた。光写真館に既に彼等が揃っていたのだ。
 そしてキバーラもいた、キバーラはイタリア達を見てこう言った。
「あんた達普通の人じゃないわね」
「あっ、俺達国家だから」
 イタリアが自分達の近くに飛ぶキバーラを見上げて答える。
「人間っていったら人間だからね」
「国の意識がよね」
「そうだよ、こうやって人間の姿になったんだよ」
 それが彼等だというのだ。
「そうなんだよ」
「そうよね、まあ人間っていってもいいわよね」
「そうなるね、多分だけれど」
「それであんた達がここに来た理由だけれど」
「それはもう聞いています」
 光が言って来た。
「スマートレディさんから携帯で」
「聞いてるのね」
「イタリアさん達ですね」
「うん、そうだよ」
 イタリアは今度は光に答える。
「ショッカーと揉めてるんだ」
「ショッカーですよね」
「詳しいことはもうお話してますよ」
 そのスマートレディが光に言う。
「じゃあ後はですね」
「うん、俺達の話だね」
 小野寺が応えて来た。 
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