ソードアート・オンライン~未来を切り開く~
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旅立ちと…決断と…
前書き
前の話を少し修正しました。
第五話です
こんにちは。ハデスです。
リアルの顔になりました。
「うおっ………オレじゃん……」
クラインが鏡を覗いていった。
「お前らがクラインとハデスか!?」
「おめぇらがキリトとハデスか!?」
二人の声もボイスエフェクタが停止しているみたいでさっきと声が違かった。
二人ともの手から鏡が落ち、地面に落ちて破砕音と共に消滅した
俺は手鏡をアイテムストレージにいれ
周りを見回すと、ゲームにいそうなキャラクターめいた美男美女の群れではなく。
現実のゲームショウの会場からひしめく客をかき集めて鎧とかを着せればできるだろう。
ゲームで設定した性別も戻ったらしく、やっぱり男でも女キャラにしてるやつはいるんだなー。
やはりゲームは女でやるひと少ないのか?まあいるっちゃ結構いるけど
でもこの再現度はすごいなぁ
少し細部に違和感は残るけど
んーなぜこんなことに?
ナーヴギア?
「……そうか!」
キリトがいきなり声をだした。
「ナーヴギアは、高密度の信号素子で頭から顔全面をすっぽり覆っている。つまり、脳だけじゃなくて、顔の表面の形も精細に把握できるんだ」
「で、でもよ。身長とか……体格はどうなんだよ」
クラインは小声で言って周りを見回した
だよなぁ、みんな小さくなってる気がする
やっぱり大きい方がいいのかねぇ
俺とかキリトとかクラインは視点の高さの差異によって動作が阻害されるのを防ぐためにアバターと身長を同じにしている。
ちなみに俺の身長はキリトより少し大きいくらいだ。
「そいや、ナーヴギア初めて着けたときセットアップステージでキャリブレーションで自分の体触ったろ?」
「あぁ、オレが言おうとしたのに…」
「ははは、ごめんなクライン」
「あ、ああ…そうか、そういうことか……」
ちなみにキャリブレーションとは…装着者の体表面感覚を再現するため、《手をどれだけ動かしたら自分の体に触れるか》の基準値を測る作業のことだよん!!
それ使えばナーヴギアに自分の体格を教えるってことになるなー
「現実」
キリトが呟いた
「あいつはさっきそう言った。これは現実だと。このポリゴンのアバターと……数値化されたヒットポイントは、両方本物の体であり、命なんだと。それを強制的に認識させるために、茅場は俺たちの現実そのままの顔と体を再現したんだ…」
認識してる人には迷惑だなこれ。
まあ、これでみんな「現実だ。」「あいつの言ったことは本当だと」言うことがわかっただろう
「でも……でもよぉ、キリト」
クラインは理解はしているが受け止めきれてないようだ
キリトは…受け止めてるな。
がりがりと頭を掻いたクラインは叫んだ。
「なんでだ!?そもそも、なんでこんなことを!?」
「それはすぐにあいつが答えてくれるだろ」
俺が答えた。
キリトも思っていたらしく赤ローブに目を向けた
『諸君は今、なぜ、と思ってあるだろう。なぜ私は、SAO及びナーヴギア開発者の茅場晶彦はこんなことをしたのか?これは大規模なテロなのか?あるいは身代金目的の誘拐事件なのか?と』
それ以外になんかあんのか?
まあすぐ答えてくれるか
『私の目的は、そのどちらでもない。それどころか、今の私はすでに一切の目的も、理由も持たない。なぜなら……この状況こそが、私にとっての最終的な目的だからだ。この世界を創り出し、観賞するためにのみ私はナーヴギアを、SAO。造った。そして今、全ては達成せしめられた』
ん?思ったが、創り出すのは制作者として面白いが観賞はつまんなくないか?
俺が思うに他のひとがゲームをやっているのみたらやりたくなんね?
てことはあいつもこの世界に紛れ込む可能性もあるのかもしんねぇな。
『以上でソードアート・オンライン正式サービスのチュートリアルを終了する。プレイヤー諸君の健闘を祈る』
随分長いなぁ
でもやっぱ人の命をゲームの中に入れるようなことするなんてなぁ
絶対にぶっ倒してやるよ。
あいつがいるのは百層か?
あ、気づいたらあいつ消えてんなぁ
天空一面に広がったメッセージもいつのまにか消えていた
一万のプレイヤー集団が然るべき反応を見せた。
あぁ、うるせぇ叫んでるなよ…。
それに数が多い
「嘘だろ、なんだよこれ、嘘だろ!!」
「ふざけるなよ!出せ!ここから出せよ!」
「こんなの困る!このあと約束があるのよ!」
「嫌ああ!帰して!帰してよおおお」
悲鳴。怒号。絶叫。罵声。懇願。咆哮。
まあ、こうもなるか。俺も正直、叫びたい。
だが叫んだとこでどうにもなんない。
それに木綿季だって本当は苦しくて苦しくて叫びたいのに叫べなくて…。
頑張って病気と戦っている
あいつが頑張ってるのに俺が頑張らないでどうするか……
キリトは落ち着いてきたみたいだな。
クラインは微妙だなあ
「クライン、ハデスちょっと来い」
やっと決断したか…。
「いいか、よく聞け。俺はすぐこの街を出て次の村に向かう。お前らも一緒に来い」
「俺はついてくぜ?俺たちベータの時代にコンビ組んでたろ?」
「あいつの言葉が全部本当なら、これからこの世界で生き残っていくためには、ひたすら自分を強化しなきゃならない。お前も重々承知だろうけど、MMORPGってのはプレイヤー間のリソースの奪い合いなんだ。システムが供給する限られた金とアイテムと経験値を、より多く獲得したやつだけが強くなれる。……この始まりの街周辺のフィールドは、同じことを考える連中に狩りつくされて、すぐに枯渇するだろう。モンスターの再湧出をひたすら探し回るはめになる。今のうちに次の村を拠点にしたほうがいい。俺は、道も危険なポイントも全部知ってるからレベル1の今でも安全に辿り着ける」
なげぇ…まあ、俺はレベル1じゃないけどねん!
だけどクラインは迷ってる
「でも……でもよ。前に言ったろ。おりゃ、他のゲームでダチだったやつらと一緒に徹夜でならんでソフト買ったんだ。そいつらももうログインして、さっきよ広場にいるはずだ。置いて…いけねえ」
「おおーかっこいいなクライン!男らしいじゃねえか。俺は次の街までのマップはとってある。このデータ送るよ」
キリトはいますごく考えているんだろう。
クラインの仲間もつれていけるか…
「キリト…クラインが考えたんだ受け止めてやろうぜ?」
「そうだな…。なら、ここで別れよう。何かあったらメッセージ飛ばしてくれ。…じゃあ、またな、クライン」
決断できたな…。
「じゃあねー!クライン!俺にもなにかあむたらメッセージ飛ばしてねー!」
「キリト」
「おい、キリトよ!おめぇ、本物は案外カワイイ顔してやがんな!結構好みだぜ!オレ!!」
ホモか…あの生物が来るぞ……。
まあキリトの顔は中性的な顔だけどよお
「お前もその野武士ヅラの方が十倍似合ってるよ!」
確かにこっちの方が似合ってる。
「じゃあ行くか、キリト」
「そうだな」
「「うおおおおおおおおおお!!!」」
俺とキリトは叫びながら走った。次の街に向かって、POPするモンスター達を倒しながら…。
後書き
何かあれですね
うつしてるばかりな気がする
次からはオリ要素を追加して頑張っていきます!
ソードスキルとかはインフィニットモーメントから持ってきたり、考えたりします。
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