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stand up the vanguard!ってやってみたかった。

作者:田田田田
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幼少期編
  始まりのファイト その1

 
前書き
書いていて思った。ヴァンガードする5歳児って・・・気にしたら負けか。
今回は最初のファイトって事で前半はルールの説明をしながら進んでいきますんで正直怠いです。
あとミサキさんはほぼ出ないんで。 

 
いつも通りミサキちゃんと遊んでいるとミサキちゃんが唐突に言った。
「お母さんたちの所に行きたい。」
「へ⁇ユウリさんたちの所に?」
「うん、たまにはトウヤくんだけじゃなくてお母さんたちとも遊びたいの。」
その考えは分からなくもない、二人だけで遊ぶのも楽しいには楽しいのだがいかんせん人数が少なく、やれる遊びもパターン化してつまらないだから両親とも遊びたいそのな感じなのだろう。だが、
「ユウリさんとシンジさんは仕事中だろ、おしかけちゃったらまずいだろう。」 
「でも行きたいんだもん。」
「い、いやだけど・・・」
俺が渋っているとミサキちゃんが、
「むー、もうイイもんミサキ一人で行くもん。」
「あっ!待ってよミサキちゃん‼俺も行くから。」
不貞腐れて俺を置いて行こうとするミサキちゃんの後を急いで追いかけて行った。

ミサキちゃんは前にも数回来た事があるらしいのでミサキちゃん先導のもと向かった。そして今、俺達はある店の前にいた。そう新田シン《本名 新田新ェ門》が店長をしていて、高校生のミサキちゃんが働いていたあのカードキャピタルだ。シンさんは今、高校生なのでこの店でバイトをしている。
「はぁ来てしまった、怒られないかなぁ。」
「だいじょうぶだって、早く中に入ろうよ。」
(誰のせいだと思っているんだか、まあしょうがないか。)
俺が諦めて覚悟を決めているとミサキちゃんが、
「ほら、早く行くよ。」
っと俺の手を引きながら店の中に入り俺も手を引かれながら店の中にはいると其処には、

「バーサクドラゴンのスキル発動‼」
 
「エポナでガード!」

「俺様のジャガーノートマキシマムが⁉」

「バトルライザーのブースト、ジェノサイドジャックで攻撃!」

今となっては懐かしくそして新しい世界が広がっていた。(うおおおおおおおおおおおお‼ヴァンガードだ!やっぱこの世界に来たからにはやりてぇ!)
「ミサキ!トウヤ君!どうしてここに⁈」
感動そして興奮している俺と周りを見ているミサキちゃんに声を掛けてきたのはシンさんだった。シンさんの言葉に感動と興奮は無くなり、やっべぇという気持ちがでてきた。
「ん?どうしたんだッ!ミサキにトウヤ君⁈」
シンさんの言葉を聞き来たのは、戸倉シンジさん詰まるところミサキちゃんの父親だった。
「お父さん!」
ミサキちゃんはシンジさんの姿を見つけると駆けよって抱きついた。ケンジさんは抱きついているミサキちゃんの頭を撫でながら聞いてきた。
「いつも通り二人で遊んでいると思ったんだけど、どうしてここに?」
そんな質問に正直に答えた。
「最初はそうだったんですけど途中でたまにはユウリさんやシンジさんとも遊びたいと言い出したもので、来てしまいました。すみませんでした。」
俺の言葉を聞くとシンジさんは、
「なんだそんな事か、そんな事ならいつでも来ていいぞ。ここにはシンもいるしな。」
「ちょ!叔父さんいいんですか?」
声を荒げたシンさんにシンジさんは、
「いいもなにも俺達と遊びたいとも思ってくれたんだろうなら親としてちゃんと子供にかまってやらないとな。なんなら今度からこっちで遊ぶか?」
シンジさんはシンさんをなだめて俺とミサキちゃんに聞いてきた。(そしたらいつでもヴァンガードが出来るな。)そう考えた俺は言った。
「是非に!」
ミサキちゃんはどうかなと思っていたらミサキちゃんが、
「うーん良いけど 、たまには二人だけで遊ぼうね。」
と言って来た。 その言葉にニヤニヤしていた。男二人を無視してミサキちゃんに了承の意を伝えるとミサキちゃんはシンジさんから降りてユウリさんの所に
向かったので俺がもう一度店内でファイトしている様子を見ていると、俺の視線を辿ったシンジさんが聞いてきた。
「トウヤくんもやってみたいかい?」
「いや、でもカードも持ってないし、ルールも知らないので・・。」
(ルールは知っているがカードは持っていないのは事実だからな。)
「でもやってみたいんだね。」
「は、ハイ。」
俺がそう言うとケンジさんがこれを使うといいと
言ってデッキを持って来た。そのデッキは【かげろう】のアンバードラゴン軸だった。
「これは?」
「ミサキにヴァンガードを教えてやろうかと思っていてね、どのクランのデッキにしようかと思っていろいろなデッキを作ったんだ。」
「じゃあこれはその中の。」
「ああ、そうだよ。そのデッキの使い方やルールは実際にやって覚えるといい。おいシン、トウヤ君にヴァンガードを教えてやってくれ。」
そう言ってシンさんを呼んだシンジさんは去って行った。
「それじゃあヴァンガード、やってみましょうか。」
「はい!」
久しぶり過ぎるヴァンガードに俺は興奮を隠せないでいた。
テーブルについた俺とシンさんは正面向き合って座った。
「さて、それでは始めましょうか。まずデッキから左上の数字、通称グレードが0のカードを裏向きでヴァンガードサークルーー以降[VC]と表すーーにセットして下さい。このセットしたカードをファーストヴァンガードーー以降[FV]と表すーーといいます。」
俺はアンバードラゴン”暁”をセットした。
「次にデッキから5枚引き、グレードが1・2・3と揃って無かったりトリガーユニット、右上にアイコンがついているカードがあったりなどチェンジしたいカードがある時そのカードをデッキに戻して一回だけ引き直す事ができます。」

手札:アンバードラゴン”黄昏”、槍の化身ター、ドラゴンモンクゲンジョウ、アンバードラゴン”蝕”、ワイバーンガードバリィ

(ならここは賭けて”蝕”とバリィ以外をデッキに戻すか。)3枚をデッキに戻し3枚ドローした。結果、

手札:アンバードラゴン”蝕”、ワイバーンガードバリィ、アンバードラゴン”黄昏”、魔竜導師ラクシャ、ベリコウスティドラゴン

(ほぼ変わって無いな。”白目”は無しか。)俺も引き直しシンさんも引き直し終えた。
「それではスタンドアップ!ヴァンガード!の掛け声と共に[FV]を表替えしにします。それではいきますよ。」

「「スタンドアップ!」」「ザ」「「ヴァンガード!」」

「ザ?」
シンさんはどうやら俺が掛け声の時に付け加えたのが気になったらしい。(うっ!やっぱり付けなかった方が良かったのかな、いやでも言ってみたかったな。)
「つけた方がカッコ良いかなぁなんて思ったんで。」
「そうですね。確かにあった方がかっこ良いですねっと!早く進めましょうか。」
「はい。」

新田シン
場[FV]ぶるうがる
手札 5枚

如月トウヤ
場[FV]アンバードラゴン”暁”
手札 5枚

「それではルールを教えていきます。ターンの始めはスタンドとドローして下さい。ですが先行ターンはスタンドが出来無いのでドローだけして下さい。スタンドについては後で教えます。」
「分かりました。ドロー!」
ドローカード:鎧の化身バー
「次はライドフェイズ、この時に[FV]に[FV]のグレードより一つ上又は同じグレードを上に重ねる事通称ライドする事ができます。」
「じゃあ、鎧の化身バーにライド!」
「そしたら次にメインフェイズがありここではリアガードのコール、起動効果の発動が出来ます。ただし、リアガードでコール出来るのは[FV]のグレード以下のみです。スペリオルコールというものがあるのですが、その場合のみ[FV]のグレードを無視することができます。分かりましたか?」
「まぁ、一応。」
「さて、何かコールしますか?」
「いえ、しません。」
「でしたらアタックフェイズに移りたい処ですが先行のターンは出来無いのでターンエンドして下さい。」
「ターンエンド。」

如月トウヤ
場[VC]鎧の化身バー
手札 5枚

「それでは僕のターンですね。ドロー。湖の巫女リアンにライドします。ぶるうがるのスキルによりぶるうがるをスペリオルコール!そしてリアンでバーに攻撃!攻撃する時にそのユニットをレストつまりは横にする事で攻撃出来ます。」
「ドライブトリガーチェック、!ゲットクリティカルトリガー。」
ドライブトリガー:幸運の運び手エポナ
「ドライブトリガーっていうのはヴァンガードが攻撃する時一枚引いてそれがトリガーユニットかそうでないかを確認するんです。トリガーユニットの場、右上にあるアイコンによって効果が変わります。今回の場合はクリティカルトリガーですよって湖の巫女リアンにクリティカル+1、パワー+5000します。クリティカルというのは相手に与えられるダメージのことです。それではトウヤ君、山札の上から与えられたダメージ分2枚をダメージゾーンに置いて下さい。ダメージゾーンにカードを置く時にダメージトリガーといってトリガーをチェックすることが出来るんですよ。」
「ダ、ダメージトリガーチェック。1枚目、クリティカルトリガー、パワーはバーに2枚目クリティカルトリガー、パワーはバーに。」
ダメージトリガー:槍の化身ター、槍の化身ター
「そのダメージゾーンに置いたカードが6枚になった時、負けです。これで私の出来る事は無くなったので、ターン終了です。」

新田シン
場 右後列ぶるうがる、[VC]湖の巫女リアン
手札 6枚

「俺のターン、ドロー!」
ドローカード:ベリコウスティドラゴン
「俺はアンバードラゴン”黄昏”にライド!そしてベリコウスティドラゴン二体をコール!バトルだ。ベリコウスティドラゴンでリアンに攻撃!」
「ガードはしません。ダメージトリガーチェック。」
ダメージトリガー:獣騎士ガルモール
「次だ!”黄昏”でリアンに攻撃、この瞬間”黄昏”のスキル発動!パワー+2000。ドライブトリガーチェック!」
ドライブトリガー:鎧の化身バー
「ダメージトリガーチェック、クリティカルトリガー!リアンにパワー+5000!」
ダメージトリガー:未来の騎士リュー
(トリガーの所為でもう一体のベリコウスティドラゴンの攻撃がとうらないか、しょうがない。)
「ターン終了です。」

如月トウヤ
場 右前列ベリコウスティドラゴン、[VC]アンバードラゴン"黄昏"、左前列ベリコウスティドラゴン
手札 3枚
ダメージ 2 
 

 
後書き
ミサキさんの父親の名前シンジに変えました。じゃないとまずいんで。
その2は今日の夜には投稿したいと思います。 
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