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夢幻水滸伝

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第三百九十九話 不死使いその十四

「ほんまな」
「左様ですね」
「話もわかる人等やし」
「戦は、ですね」
「多分起こらん、ここはこの世界のウルグアイで一番交流がある」
 そうしたというのだ。
「アルゼンチンとな」
「お話をされますか」
「まずはな、出来れば」  
 リョサは腕を組み考える顔になり話した。
「インペルさんと仲よくな」
「お話をされ」
「そしてな」 
 そのうえでというのだ。
「仲よくな」
「やっていかれたいですか」
「そう考えてるわ」
 まさにというのだ。
「これからはな」
「そうですか」
「そしてな」
 そのうえでというのだ。
「同じ勢力になることも」
「お考えですか」
「そうもな」
 親父に真剣な顔で話した。
「していきたいわ」
「左様ですか」
「僕はどうもウルグアイは統一して」
 それはもう目前に迫っている、それが間近なのは誰の目にも明らかでありそれでこう話しているのだ。
「統治は出来ても」
「それでもですか」
「そこで終わりやな」
「一国の器でしょうか」
 社長はインペルの今の言葉を聞いて言った。
「そうお考えですか」
「そうなるな」 
 リョサも否定しなかった。
「言うなら」
「そうですか」
「それでな」 
「他の勢力の方と勢力を統合され」
「連邦国家みたいな形でな」
「共に歩まれたいですか」
「この世界を救う為にな」
 星の者の責務を果たすというのだ。
「そうしていこか」
「これからは」
「ウルグアイを統一したら」
 リョサはまやそうすることを話した。
「インペルさんに使者を送って」
「そうされて」
「そしてな」
「会談をされますね」
「そや、そしてな」
 そのうえでというのだ。
「僕としてはな」
「インペル様と、ですね」
「それにチリにはセプルベダもいてる」
 彼の名前も出した。
「彼とも起きた世界で仲がええ」
「同じ地の星ですね」
 社長は彼のこのことを話した。 
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