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夢幻水滸伝

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第三百九十八話 細長い国その八

「そちらもな、そもそもな」
「水軍はですね」
「ほんまちりは南北に細長くて海岸線が多い」
 市長にこのことを話した。
「それやとな」
「勢力拡大にはですね」
「さっきも言うたがな」
「水軍をどう用いるかが重要であり」
「水軍の充実をや」  
 それをというのだ。
「進めるで」
「そうされますね」
「わしは特技を見たら水軍の指揮もいけるし」
 実際にそちらの特技のレベルは結構以上なものだ。
「それでや」
「水軍を充実させ」
「賊やモンスターを退治してな」
「街や村をですね」
「攻めていくわ」
 そうしていくというのだ。
「従わんとな」
「そうしますね」
「それとな」 
 セプルベダはさらに話した。
「島それに浮島への進出もな」
「進めますね」
「それでイースター島にも進出するで」
 この島にもというのだ。
「ええな」
「ああ、あそこですね」 
 ボクサーが応えた。
「モアイ像のある」
「浮島は飛兵とかを送ってな」
 そうもしてというのだ。
「そしてな」
「進出していきますか」
「そうするわ、そっちもわしも行くわ」 
「そうされますか」
「そや」
 まさにというのだ。
「そうするわ」
「そうですか」
「そしてな」
 それでというのだ。
「どんどんな」
「勢力を拡大していきますか」
「主に使者を送ってな」 
 そうしてというのだ。
「街や村を掌握するで」
「そうしますか」
「出来る限り平和的にな」
「武力は最後の最後ですね」
「そうしていくわ」
 ワインをまた飲んで話した。
「まずは」
「そうしますか」
「そや、しかし山が多くてな」
 ここでセプルベダは苦い顔になってチリのこのことを話した。
「農業は中々難しいな」
「チリはそうですね、ですが」
 会長が言ってきた。
「浮島は平地でお水も豊富で」
「そうした浮島が多いな」
「はい」
 そうだといいうのだ。
「そしてそちたに進出されたなら」
「そこで大々的にや」
「農業も行いますね」
「そうするわ、農業は欠かせん」
 セプルベダは絶対にと話した。
「そやからな」
「そうした浮島達で、ですね」
「大々的にな」
「農業を行いますね」
「海では漁業をやって」
 そうしてというのだ。 
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