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夢幻水滸伝

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第三百九十三話 パンパを目指しその二

「馬もやはりです」
「大事よね」
「ほんまに」
「南米は西はアンデス山脈が連なっていて」
「地形が険阻で」
「馬はね」
「使いにくいです、ですが」
 それでもというのだ。
「逆に東部はです」
「アルゼンチンの辺りは開けていてね」
 平野部であってというのだ。
「それでね」
「馬を使うとよくて」
「その馬が多いとね」
「有利に戦えますね」
「西部はペガサスや飛竜を使ってるわね」
「ペガサスナイトやドラゴンナイトですね」
「そう、それで西部はペガサスや飛竜を集めてるわ」
 そうしているというのだ。
「そのうえでね」
「攻めますね」
「輸送にもね」
「馬は使えて」
「ペガサスやドラゴンもやから」
「鉄道や船を用いても」
「さらによ、この世界ではね」 
 まさにというのだ。
「馬やペガサスもどんどんレベルアップして」
「成長します」
「その分速く走れる様にもなって丈夫になって」
「多くのものを運べる様にもなります」
「そやからね」 
 そうした特徴があるからだというのだ。
「多分ずっと軍隊でもね」
「用いられますね」
「そうなるわ、あと獣やモンスターも」
 彼等もというのだ。
「軍で用いている分はね」
「戦にですね」
「輸送にもね」
「用いますね」
「あと偵察にも用いて」 
 そうもしてというのだ。
「パトロールの際もね」
「連れて行きますね」
「それこそね」
 まさにというのだ。
「軍用犬みたいによ」
「用いますね」
「特に戦力にもなるし」
 だからだというのだ。
「前線でもね」
「戦ってもらいますね」
「そうよ、ただ彼等も人員と同じで」
 それでというのだ。
「ちゃんと育ててるしね」
「装備も整えています」
「そうして強くしているとね」
「頼れる戦力になりますね」
「特技も備えていって」
 成長の都度だ。
「術も使える様になるわ」
「それこそスライムでも」
「そう、最弱のモンスターでも」
 スライムはこの世界ではそうだとされている、それこそ子供でも倒せるモンスターとさえ言われている。
「育てるとね」
「恐ろしく強くなりますね」
「多くの特技を備えてね」
 そうしてというのだ。
「そのうえでよ」
「あらゆる術も使える」
「そうした戦力になるわ」
「そうですね」
「駄目な奴は何をやっても駄目」 
 アレンカールはここでこの言葉を出した。 
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