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新オズのブリキの樵

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第九幕その八

「アイドルも出て来たわ」
「その目で観て夢や元気を貰うものよね」
 つぎはぎ娘はアイドルについて自分の考えを言いました。
「それならね」
「ええ、ステージかね」
「テレビで観るものね」
「今はね」 
 それこそというのです。
「ネットもあるし」
「そうしたもので観る」
「それがアイドルよね」
「本当にね」 
 こう言うのでした、そしてです。
 エリカもです、こう言いました。
「アイドルが出てからね」
「王女、私もそうだけれど」 
 アン王女の言葉です。
「夢や元気をくれるって思ってもらって」
「それでよね」
「時々ね」 
 エリカにお話しました。
「アイドルの服を着てね」
「ステージで歌って踊って」
「それでね」
 そのうえでというのです。
「グラビアもね」
「してるわね」
「私は自分の国でやらせてもらっていて」
「アイドルみたいなことは」
「この前国の湖でね」
 そちらでというのです。
「白いビキニの水着を着て」
「グラビア撮ってもらったのね」
「そうなのよ」
「そうそう、海や湖で」
 まさにと言うカエルマンでした。
「アイドルの娘は水着になって」
「王女の方々もですね」
 クッキーはドロシー達を見つつカエルマンに応えました。
「そのうえで、ですね」
「グラビアを撮ってもらっているね」
「そうですね」
「アイドルになれば」
 それならというのです。
「もうね」
「グラビアも絶対ですね」
「することになってだよ」
「水着もしますね、私は水着にはです」
 クッキーは恥ずかしそうに言いました。
「どうも」
「恥ずかしいね」
「人前でお肌を出すのは」
 それはというのです。
「とてもです」
「そうだね、しかしね」
「アイドルなら」
「王女様でもね」
「水着になりますね」
「オズの国は王女様でもだよ」
「そういえば外の世界の日本では」 
 教授は今ジョージ達が暮している国のお話をしました。
「声優さんがだよ」
「水着になるんだね」
「若い女性声優さんはアイドルみたいに人気があって」 
 それでというのです。
「声のお仕事以外にもね」
「グラビアのお仕事もあって」
 モジャボロはそうしてと応えました。
「水着にもだね」
「なるんだよ」
「そうなんだね」
「そして写真集を出して」
 そうしてというのだ。 
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