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新ヘタリア学園

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第四千百二話  太宰と言えば 

第四千百二話  太宰と言えば 
 ドイツは日本に真剣なお顔で尋ねました。
「太宰は青森の人だったな」
「はい、津軽の方です」
 日本もそうだと答えます。
「青森県の」
「そうだったな」
「それで方言もです」
「津軽のものだな」
「津軽の大地主の家の人で」 
 このことはあまりにも有名です。
「実家はかなりのものです」
「今も政治家さんだな」
「左様です」 
 ドイツにその通りだと答えます。
「そうした方でした」
「そうだったな」
「作品にも出ていますので」
 こうしたことはです。
「お読みになって頂けると」
「わかるな」
「はい、生家もありますし」
 そちらもというのです。
 太宰は青森の津軽の人です、それもかなり大きなお家の人で読んでいるとそのこともよくわかるのです。


第四千百二話   完


                     2025・5・3


 
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