新オズのブリキの樵
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第六幕その一
第六幕 二つの夢
コンサートの日程のことが正式に決まりました、何とです。
「へえ、何ヶ月もかい」
「行われることになったの」
ドロシーはブリキの樵にブリキのお城の中でお話しました。
「これがね」
「また長くなったね」
「ええ、だからもうね」
「会場のこともね」
「どうするか」
「お話することになるわ」
「そうなるんだね」
「ええ、そしてね」
ドロシーはさらにお話しました。
「まだあるわ」
「というと?」
「このお話はさっきオズマから来たけれど」
コンサートの主催者になった彼女からというのです。
「オズマは本人さん達も来るってね」
「このウィンキーになんだ」
「事前にね」
コンサートのというのです。
「衣装合わせとかでね」
「来ることになったんだ」
「そうなの」
「それじゃあ」
樵はドロシーのお話を聞いて言いました。
「すぐにね」
「お迎えの準備ね」
「そうしよう、宿泊の場所もね」
そちらもというのです。
「どうするかね」
「これからお話するわね」
「そう、そして」
そのうえでというのです。
「決めよう」
「あの娘達をどう迎えるか」
「うん、それでね」
さらにです、樵は言いました。
「今から皆を呼んでね」
「お話しましょう」
「それじゃあね」
こうお話してでした。
皆集まってアイドルの娘達を迎える場所のお話をすることになりました、皆すぐに声をかけられてでした。
ブリキのお城に集まりました、そして会議室でお話しますが。
すぐにです、かかしが言いました。
「宿泊場所はここでいいね」
「このお城だね」
「ここに入ってもらってね」
そうしてというのです。
「寝泊りしてもらって」
「皆と一緒にだね」
「お仕事のこともね」
それもというのです。
「お話ししょう」
「僕達が丁度候補地探しの拠点にしているし」
「いいと思うよ」
「そうだね、僕もおもてなしさせてもらうならね」
「大歓迎だね」
「うん、だからね」
それならというのでした。
「僕達もね」
「一緒にね」
「楽しく過ごしてもらおう」
「それならね」
こうお話してでした。
六人の宿泊場所は決まりました、ここでドロシーは皆にお話しました。
「六人とは挨拶、それにちょっとステージ衣装のお話もね」
「するのね」
「ええ、ステージはまだ決まっていないからね」
つぎはぎ娘に応えてお話しました。
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