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博士の挑戦状

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第二百四十話

             第二百四十話  それでプレイするゲームは
 小田切君は紅茶とケーキの後でまたゲームをはじめた、今度のゲームはというと。
「今度はそれか」
「女神転生なんだ」
 ライゾウとタロが言ってきた。
「それも最初の」
「ファミコンのな」
「これ難しいんだよね」
「かなりな」
「けれどするなんて」
「凄くねえか?」
「攻略本あるから」
 小田切君はタロと雷蔵にその本を出して言った。
「大丈夫だよ」
「攻略本あったらか」
「クリア出来るんだな」
「そう、そしてね」
 それにというのだ。
「こうしたゲームは多少酔っていてもね」
「できるんだな」
「シューティングやアクションと違って」
「咄嗟に動かなくても」
 それでもというのだ。
「出来るから」
「それでか」
「プレイするんだね」
「そう、そして」
 それにというのだ。
「クリアしたらね」
「そうしたらか」
「また別のゲームをするんだ」
「うん、けれどね」
 小田切君はそれでもと話した。
「このゲーム長いから」
「時間かけてか」
「それでやっていくんだ」
「そうするよ、何時間かじゃなくて」
 その単位でなくというのだ。
「何日かね」
「時間かけてか」
「やっていくんだ」
「それでね」
 プレイをしてというのだ。
「それでね」
「そのうえでか」
「クリアするんだね」
「そしてクリアしたら」
 それからのことも話した。
「このゲーム裏もあるけれど」
「そっちもか」
「プレイするんだ」
「そうするよ」
 こう言ってだ、小田切君は女神転生をプレイするのだった。確かに難しいゲームだがさくさくと進んでいた。


第二百四十話   完


                 2025・1・25 
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