るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第十一話 甲子園球場の特徴その九
「この人達は」
「うむ、二人共だな」
あたるが見てもだった。
「この二人は」
「そうよね」
「本当に親子でな」
それでというのだ。
「こうした風だ」
「そうよね」
「困ったものだ」
「早乙女君はそうなんだよ」
早雲も言ってきた。
「何とね」
「昔からですか」
「そうなんだよ」
しのぶに話した。
「もう自分の為にはね」
「手段を選ばないで」
「どんな卑怯なことだってするよ」
「最低ですね」
「待て早乙女君」
言われた玄馬はむっとして人間の姿に戻って早雲に言った。
「それが長い付き合いの友に対する言葉か」
「しかし君本当にそうじゃないか」
早雲も負けていない。
「自分だけ逃げようとするね、いつも」
「それは君もじゃないか」
「いや、君の方が酷いよ」
「いや、お父さんずっとましだから」
だがここでなびきが言ってきた。
「おじさんと比べたらね」
「おじ様本当に酷いから」
かすみも何気に容赦しない。
「どうかって思う時多いわ」
「こんなのが義理のお父さんになるなんてな」
鬼丸はあかねを見て思った。
「嬢ちゃんも大変だな」
「そ、それは」
あかねも否定出来ずに戸惑った。
「確かにもう乱馬とはで」
「結婚するよな」
「一度式をあげかけましたし」
潰れたそれの話もした。
「また今度ですが」
「だったらな」
「ですが私には何もしませんし」
「あかね君は大事にしているつもりだ」
玄馬もそこは言った。
「わしもな」
「あくまで自分が生きる為にか」
「うむ、最近では乱馬にも負けているしな」
自分でこのことを言った。
「まあそういうことだ」
「本当にガキの頃は色々やられたぜ」
乱馬は忘れていなかった。
「けれどもう負けねえからな」
「話聞いていると本当にこの人も最低だよね」
「そうだよな」
草太と賢太郎はそんな玄馬を見つつ男の子二人で話した。
「自分の髪の毛の為に乱馬さんの髪紐取ろうとしたりな」
「猫の修行で変なことしたり」
「うちの父ちゃんとえらい違いだぜ」
「うちのお父さんともだよ」
「だから何でこの面子糞親父率高いんだよ」
りんねは自分のことも入れて思った。
「幾ら何でも酷過ぎねえか?」
「特にこのおっさんだな」
良牙は竜之介の親父を見て言った。
「玄馬さんにも匹敵するな」
「僕のダディも酷いがな」
九能も自分の父のことも入れて話した。
「確かにあまりにもだな」
「おら達も人のことを言えないが」
ムースは自分達のことも入れていた。
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