るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第十一話 甲子園球場の特徴その三
「だから安心していいぜ」
「マモノとケンタッキーのおじさんについては」
「別にな」
「それはいいんだけれどな」
犬夜叉にも見えていて言った。
「物凄い力があるな」
「そうなのですか」
「ああ、とんでもない位だよ」
おユキに話した。
「普通の野球チームに憑く呪いじゃないな」
「そうですか」
「あんなの憑いてるからな」
それ故にというのだ。
「阪神も滅多に優勝出来ねえんだな」
「残念なことですね」
「地の利があってもね」
ランも言ってきた。
「そんな呪いがあったら勝てないわ」
「そうね。思えば甲子園でもよく負けるわ」
おユキはランには幼馴染みとして話した。
「ここぞという時に」
「本拠地やから勝てると思ったら」
「それがね」
「信じられん負け方するわ」
「それはどうしてかというと」
それはというのだ。
「やっぱりね」
「マモノとケンタッキーのおっさんも大きいな」
「そうね」
「難儀な話や。そやけどわい等に祟らんのやと」
「そのことは有り難いわね」
「大谷選手にもな」
対戦相手である彼にもというのだ。
「そやったらええわ」
「本当にね」
「しかし本当にです」
四谷は外野の芝を見て言った。
「この球場は独特です」
「全くです、ボールの転がり方や跳ね方もです」
弥勒も言ってきた。
「独特のものがあります」
「風もありますし」
「そういったものをどう利用するか」
「それが大事です」
「試合においては」
「そうしたことをわかるにも練習か」
あたるは今は冷静に述べた。
「やはり」
「そうなるわね」
なびきはあたるのその言葉に頷いた。
「結局は」
「では練習に励むか」
「ええ。あと広いわね」
かすみは甲子園球場のこのことを指摘した。
「練習をしていても実感するわ」
「確かに広いですね」
沫悟にしてもだった。
「甲子園のグラウンドは」
「他の球場と比べてもね」
「そうよね」
なびきとかすみは彼に姉妹で応えた。
「ホームランは出にくいわね」
「金属バットでないとね」
「高校野球では金属バットですね」
沫悟はこのことも言った。
「プロは木製バットで」
「それで私達はね」
「高校生や子供さんもいるけれど」
「大谷選手も木製だし」
「そちらのバットよ」
「金属バットの方がボールは飛びますね」
沫悟はこのことも言った、今彼はバットを手にしているが見ればそのバットは木製の白いバットである。
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