るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第十話 関西巡りその八
「その様に」
「それではな」
「はい、それでは」
「入ろうな」
こう話してだった。
一行はそれぞれ男湯女湯に入って身体を清め温めた、その後で出て宿泊先のホテルに戻ったところでだった。
そこでだ、りんはおユキに尋ねた。
「おユキさん雪女ですよね」
「はい、海王星生まれでして」
おユキはそれでと答えた。
「そうですが」
「お風呂入ってましたね」
「サウナにも」
「問題ないんですね」
「溶けませんので」
だからだというのだ。
「ですから」
「雪女でもですか」
「お風呂は好きです」
「そうなんですね」
「地球の雪女は溶けると聞いていますが」
それでもというのだ。
「私は違います」
「そうですね」
「宇宙人なのよ」
ランもりんに話した、今はブリッコである。
「だったらね」
「妖怪とは身体が違いますね」
「何かとね」
「そういうことですね」
「ランちゃんだってそうよ」
自分もというのだ。
「地球の人達とはね」
「また身体の仕組みが違いますね」
「そうなのよ」
「確かキスすると」
「そうしたことが出来るのよ」
「だからランちゃんはちょっと油断出来ないっちゃ」
ラムにしてもだ。
「どうにもっちゃ」
「いや、それ言ったらな」
「ラムもよ」
ラムをよく知る弁天とおユキが言ってきた。
「中々以上にね」
「油断出来ないわ」
「そういえばあんた達中学の時スケ番だったね」
朱美がこのことを指摘した。
「そうだったね」
「それは弁天っちゃ」
「私達は一緒にいただけです」
「ランちゃん何もしていません」
他の三人はこう言った。
「本当に弁天だけなんですよ」
「私達は自分からはしていません」
「四人いつも一緒にいただけっちゃ」
「いや、その四人がだろ」
このことは鋼l牙が指摘した。
「いつも一緒ってことはな」
「聞く限り相当酷い」
九能が聞いてもだ。
「喧嘩に弁当の強奪にな」
「かなり悪どかっただ」
ムースも言う。
「四人の中学時代は」
「大体四人いつも一緒だったらな」
良牙もわかった。
「同じだろ」
「そうっちゃ?」
「そうなるでしょうか」
「違うわよ」
「いや、違わないしね」
一ノ瀬のおばさんも言った、そして。
ページ上へ戻る