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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第十話 関西巡りその一

                第十話  関西巡り
 一行は観光も楽しんだ、今は大阪の難波にいて立ち食いのラーメンを食べているがラムはそのラーメンにだ。
 持って来た唐辛子に味付けしたニラを大量に入れて食べていた、そのラムに弁天とおユキが隣から言ってきた。
「大蒜もあるけれどな」
「そちらは入れないのね」
「こっちを入れても美味いけれどな」
「やっぱり苦手なのね」
「そうっちゃ」
 ラムは二人にラーメンを食べながらその通りだと答えた。
「やっぱりうちはっちゃ」
「辛いものだな」
「そちらなのね」
「そうっちゃ、唐辛子っちゃ」
「大蒜は匂いも味も癖があるから」
 響子はそれでと話した。
「好き嫌いが分かれるわね」
「そうですね」
 アンジェラは響子の言葉に頷いた。
「どうしても」
「そうなのよね」
「それでうちはっちゃ」
 ラムは響子とアンジェラにも話した。
「ラーメンにも大蒜は駄目っちゃ」
「この店のラーメンは大蒜も入れられますね」
 飛鳥は事実普通に入れて食べている。
「自由に」
「キムチもですね」
 面堂は店の中のそれを見ている。
「好きなだけ入れられます」
「そうですね」
「大阪名物の一つです」
 面堂は飛鳥に話した。
「このお店のラーメンもまた」
「お好み焼きやたこ焼きと並ぶ」
「そして傍のお店の豚まんや餃子ともです」
「そうですね」
「ですからこのお店には入れば」
「キムチやニンニクを好きなだけ入れて食べればいいですね」
「そうです」
「いい店ですね」
 六文もラーメンを食べつつ言った。
「一杯でそんなことが出来るなんて」
「そうよね」   
 桜も確かにと頷いた。
「お金がない時はね」
「それで食べる量を増やせます」
「栄養補給も出来てね」
「凄くいいです」
「大阪は最高ではないか」
 玄馬もそのラーメンをすすって言う。
「ただ美味いだけでなない」
「そうしたことも出来るので」
「実にいい場所だ」
「そしていいお店ですね」
「全くだ、さっき食ったカレーも美味かった」
 玄馬はそちらの話もした。
「卵をかき混ぜて食うな」
「ご飯とルーが最初から混ぜられていたな」
 殺生丸は冷静に述べた。
「あのカレーは確かに美味かった」
「いや、あまりに美味くて」
 畑中は今はラーメンを食べているがそれでも言った。
「大盛二杯食べたよ」
「卵が二つ入っているな」
「それをね」
 こう殺生丸に話した。
「食べたよ」
「今もラーメンを食ってか」
「それでもね」
「お前後串カツも食うつもりだろ」 
 向田は畑中に問うた。
「豚まんもな」
「はい、食います」
 畑中は向田と向かい合って真顔で答えた。 
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