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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第十話 関西巡りその二

「きつねうどんも。あと忘れちゃいけないのが」
「アイスキャンデーだな」
「デザートも」
 こちらもというのだ。
「そうですよね」
「お前試合が終わったら減量だからな」 
 向田も真顔で告げた。
「覚悟しろよ」
「減量ですか」
「当たり前だろ」 
 一も二もない返事だった。
「ボクシングやるんだからな」
「体重あったら駄目ですね」
「お前の体格に相応しい体重まで落としてな」
 そうしてというのだ。
「試合させるからな」
「やっぱりそうなりますね」
「だからな」
「覚悟しないと駄目ですね」
「そうだよ」 
 こう言うのだった。
「いいな」
「そこは野球とは違いますね」
「当たり前だ」
「そういえば皆さんよく食べますね」 
 四谷も言ってきた。
「この面子は」
「そうだね」
 タコス八郎が応えた。
「耕作もそうだしね」
「中には底なしの方もおられます」
「そうじゃなくても皆かなりだよ」
「全く以て」
「食べないとやっていけないし」 
 言いつつだ、美人はキムチをかなり入れたラーメンを食べている。
「それでよ」
「沢山召し上がられますね」
「皆ね」
「ではラーメンの後も」
「色々食べるわよ」 
 このことはもう決まっていた。
「気合い入れてね」
「それでは」
 四谷も言いつつ食べる、そしてラーメンの後に豚まんも食べてアイスキャンデーも食べてから串カツの店に入ってだ。
 串カツも食べた、ここで乙女は言った。
「二度漬け厳禁よね」
「それは絶対にやったらあかん」
 右京が身を乗り出し真顔で答えた。
「人の道に外れてる」
「おソースはね」
「一度漬けて食べる」 
 絶対にというのだ。
「それで食べ過ぎて胸焼けしたら」
「キャベツを食べるのよね」
「無料のな」
「それが串カツの決まりね」
「そやで、ほなどんどん食べような」
「串カツといっても」
 鳳は海老を食べつつ言った。
「種類は多いわね」
「魚介類もあるしな」
 さくらは誰よりも勢いよく食べつつ応えた。
「野菜や茸もあるな」
「本当に多いわね」
「なら全ての種類を食うのだ」 
 さくらは鱧を食べつつ言った。
「こうしてな」
「ええ、けれどさくらは」
 鳳は今度は彼女を見て彼女に言った。
「桁が違うわね」
「何がだ?」
「食べる量がよ」
 それがというのだ。 
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