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蒼と紅の雷霆

作者:setuna
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紅白:第三話 スメラギ第拾参ビル

 
前書き
イクス2やってるとアンカーネクサスが初期装備なのは納得しかない。

ブリッツダッシュに制約が付くなら補助装備がないとやってられん。 

 
ソウとパンテーラが回収してきた物資によって生活にいくらか余裕が出てきたコハクは今日の食事のことを考えていたのだが。

『あー、そこそこ。いい感じだよー。アキュラ君ってば相変わらずテクニシャン…』

「あれ?アキュラ君にロロちゃん、何してるの?」

ロロを弄っているアキュラの姿を発見したコハクが話しかける。

『うん。物資回収の時にソウとパンテーラが戦ったスメラギの翼戦士の…後でパンテーラのセプティマで再現された強いセプティマホルダーの虚像(コピー)の戦闘データから、翼戦士のセプティマを疑似再現した新武装…EX(エクス)ウェポンを開発して、インストールしてたんだ。』

「へー、何だか良く分からないけど、凄いね!」

「…どうだロロ?調子は。」

『んー…OK!問題無し!手に入れたEXウェポンは“スパークステラー”と切り替える形でいつでも使えるよ!』

「セプティマには相性がある…敵ごとに有効なEXウェポンを見つけることが出来れば、戦いを有利に進められるだろう。」

昔のアキュラはセプティマホルダーに対して必殺となり得る武装(弾丸)を開発したが、ソウとの戦いで銃その物を破壊されたのでとある人物経由で入手した銃を改造した“ディヴァイド”を使っている。

「ほえー、難しいことは分かんないけど、やっぱりアキュラ君って凄いんだねー。」

「……認めたくはないが、やはり攻撃の破壊力の面では紅き雷霆のセプティマホルダーであるソウにはとてもではないが敵わん。故に少しでも戦略の幅を広げるのが重要となる。」

紅き雷霆は元々蒼き雷霆(アームドブルー)と呼ばれるセプティマの派生であり、蒼き雷霆の時点であらゆる電子機器を操り、高い戦闘力を誇る最強クラスのセプティマだった。

単純な出力ならば蒼き雷霆を大幅に上回る紅き雷霆の攻撃力はまともに張り合うことを許さない。

『だよねー、昔何度も挑んだけど必ず返り討ちにされて僕も何回かスクラップにされかけちゃったもんね……うう…っ』

かつての激しい戦いを思い出したのかロロのボディが小刻みに震える。

「…全てが終われば…いずれ奴とは決着をつける。マイナーズやセプティマホルダー関係なくな」

今は昔ほど殺意を抱いてはいないが、負けっぱなしで終われる程アキュラは諦めが良い性格ではない。

「決着かあ…でもお兄さんとアキュラ君、仲良しに見えるんだけどなぁ」

「断じて仲良しではない…っ!」

苦虫を噛み潰したような表情のアキュラにコハクは笑った。

普段は無表情のアキュラもソウやパンテーラが関わると感情が露になることにアキュラは気付いているのだろうか?

「おい」

「コハクはいますか?」

噂をすればとソウとパンテーラが声をかけてきた。

「何?どうしたの?」

「マリアがシャワーを浴びていたんだが、湯がいきなり水になったらしい。恐らくENパックの残量が足りないようだ。このままではまともな暮らしが出来んだろう。予備のENパックはないのか?」

ロロや紅き雷霆で電力を賄えれば良いのだが、ここの設備はセプティマホルダーが暮らす都市部と比べれば遥かに性能が落ちるので紅き雷霆の出力には耐えられない上にロロとは規格が合わないのでどうにもならない。

「うーん、自動増殖プラント…あそこならまだ残ってるかも…実験が失敗したプラントだとかで、スメラギからも完全に廃棄された施設なんだけど、何でかまだ動き続けてるみたいなんだ。だから、どこかに予備のENパックが残ってるんじゃないかって言われてるんだけど…」

「よし、ならばそこから調達してこよう。」

ENパックはいくらあっても良い。

少なくともここの機材は武器の整備の世話になっているのだから使えなくなってはこちらも困る。

「あなた達はどうしますか?」

『一緒に来る?手分けした方が早そうだし』

パンテーラとモルフォが尋ねるとロロは唸りながら答えた。

『んん…コハクちゃん達のために協力したいんだけど、第拾参ビル…世界最大規模のスメラギビルなんだけど、あそこになら、僕達が探すデータ…“バタフライエフェクト”の隠し場所について何か情報があるかもしれないから、悪いけど僕達はそっちに向かわせてもらうよ』

「でも、スメラギのビルって、すっごい厳重なセキリュティで守られてるんだよね?」

「はい…だけど、隙はあります。資材搬入用の輸送列車…固定された建物と違って、移動中の列車なら、セキュリティにも限界があるはず…僕らじゃとても無理ですけど、イクスさんの機動性なら移動する列車に取り付けるんじゃないでしょうか?」

確かに弾丸と形容しても良い程の速度で空を飛ぶアキュラなら移動する列車にも取り付けられそうだ。

「ジン君…涼しい顔して、すっごいこと考えるね…」

「いや、いい提案だ。それで行こう。」

ソウがENパックの調達、アキュラはバタフライエフェクトの情報入手のために動き出し、そしてアキュラはブリッツダッシュを駆使して輸送列車に取り付き、何とか潜入に成功した。

『ふー、何とか輸送列車に潜入出来たね。このまま目的のビルまで、運んで行ってもらえたら楽なんだけど…』

「この反応…残念だが、既に敵に気付かれているようだな。」

『ま、そうだよね…しょーがない!いっちょ派手に暴れますか!ソウやパンテーラ、モルフォに負けてられないよっ!特にパンテーラとモルフォにはね!!』

同じサポート役としてパンテーラに、そしてバーチャルアイドルのライバルのモルフォに対抗意識を燃やしているロロは気合いを入れる。

「行くぞ」

奮起しているロロに対してアキュラは早速、高速移動機能のブリッツダッシュを駆使して敵をロックオンし、ソウとパンテーラが入手した新たなEXウェポンのアンカーネクサスを使用してブリッツダッシュに追尾性能と攻撃性能を付与して撃破していく。

「アンカーネクサス…ブリッツダッシュに攻撃と追尾性能の付加と移動距離の擬似的の強化…中々の使い勝手だな」

エネルギーの糸の射程範囲に敵がいれば確実にホーミングアタックが出来るEXウェポン。

基本的に敵に突進してロックオンし、ロックオンショットを多用するアキュラにとって、より確実なロックオンを可能とするアンカーネクサスは非常に優秀な武装だ。

ただし欠点もあり、糸の射程範囲に入った敵に確実にブリッツダッシュをしてしまうので敵によっては自爆してしまうのでそこは上手くスパークステラーと使い分けていかねばならない。

しかし、敵もただやられっぱなしではない。

強力な電撃を放つメカが、放電を起こす。

アキュラのアーマーの防御機能のフェイクカゲロウは機械制御による物なのでこの手の攻撃には弱いのだが。

「甘いな…っ!!」

しかしアキュラも雷撃のセプティマホルダーのソウと何度も戦ってきた経験があるため、アンカーネクサスを解除して器用に電撃をかわしてブリッツダッシュで放電を終えたメカをロックオンし、ホーミングショットで破壊する。

『グレイトだよ、アキュラ君!流石ソウのライバルだよね!』

「奴の雷撃に比べれば、あれはただの玩具だ」

何度もソウと戦って雷撃を受けたアキュラからすればメカの雷撃など大した物ではないようだ。

途中でロロがモード・ディーヴァとなり、【オリジナルコード】の歌によってジャケットの性能が強化される。

途中の輸送列車の警備メカであろう大型飛行メカが攻撃を仕掛けてくる。

しかし、真上ががら空きのためにアンカーネクサスでロックオンしながら突撃を繰り返しながらショットを連射し、とどめにロックオンスパークステラーの雷撃を浴びせるとあっさりと沈んだ。

「討滅完了」

『やったね!流石は僕のアキュラ君!このままスメラギのビルへ潜入だ!』

そして本命の拾参ビル内に潜入すると2人は周囲に違和感を感じた。

『あ、ちょっと待ってアキュラ君!異常な重力値を検知!ビル全体の重力が弱くなってるみたい。誰かのセプティマの仕業だと思うけど、これだけの規模、只者じゃないね…ジャンプ力がアップしてるから、ぴょいーんてジャンプした時、敵に頭をぶつけないよう気をつけてよね?いくらカゲロウがあるからってね』

「ああ、分かっている…行くぞロロ。ここはアンカーネクサスを使った方が良さそうだ」

重力が変わろうとアキュラとロロのすることは変わらない。

アンカーネクサスを駆使して的確に敵をロックオンしながらダメージを与えて奥のデータルームへと進んでいく。

途中で見覚えのある古ぼけたぬいぐるみを発見した。

ソウを支えるモルフォの…パンテーラとソウのセプティマで再現されたモルフォのオリジナルとも言えるオリジナルモルフォ。

現在(今)のモルフォが活躍しているのにも関わらず、未だにこのオリジナルモルフォのぬいぐるみが残っていることに少しだけ驚いた。

「あれは、電子の謡精…オリジナルモルフォか…」

『アキュラ君、大丈夫?』

「問題ない…進むぞ…」

ぬいぐるみを発見した時、ほんの僅かだけアキュラの様子が変化したことに気付いたロロが心配するが、アキュラは平静を装いながら進む。

『うん…でも意外だよね。今でもオリジナルモルフォのグッズが残っているとか』

「過去のバーチャルアイドル・オリジナルモルフォはかつてこの国の人々の心の拠り所でもあった。それに今でも縋っている者もいるんだろう…」

現在のモルフォが姿を見せて歌い出した時は復活の歌姫としてセプティマホルダー、マイナーズ問わず大盛況だったのは覚えている。

オリジナルモルフォの歌を覚えている者達…特にマイナーズにとって彼女は間違いなく不安を払拭してくれる希望だった。

そう…“彼女”もオリジナルモルフォのファンだった。

アキュラにとって何よりも大切だった“彼女”も。

『アキュラ君…』

「急ぐぞロロ…あまり基地から離れているわけにはいかんからな」

『そうだね、早く帰ってコハクちゃん達を安心させてあげよう!』

いくら短時間で帰るつもりでもあまり基地から離れるわけにはいかない。

アンカーネクサスと併用したブリッツダッシュで敵を撃破しながらアキュラは進むとエレベーターを発見した。

すぐにエレベーターを調べるとロックされているようだが、アキュラとロロのハッキングによってすぐに解除される。

『ぴろりーん!ロック解除!早く乗ろうアキュラ君!』

エレベーターに乗り込み、データルームのある階にまで移動するアキュラとロロであった。

「単純なロックで助かったな…」

どんなロックでも解除出来る自信はあったが、時間がかからないのは素直に助かる。

そしてデータルームのある階まで行くとロロは上機嫌で言う。

『いやー、エレベータが使えると楽でいいね!毎回こうだと良いんだけど…この先にデータルームがあるみたい!お目当ての情報もあるかもしれないよ!』

アキュラがデータルームに入ると、そこには緑色の髪の褐色肌の女性と成人男性型のヒューマノイドの執事がいた。

「やはり簡単にはいかないか…」

『女の人と…ヒューマノイド…?』

『こちらは、国内最大規模を誇る電機メーカー・“ガルガンチュア”の代表取締役社長、インテルスお嬢様です。私はガルガンチュア謹製、お嬢様付きの万能秘書ヒューマノイド・ダイナイン。以後、お見知りおきを。』

自分と女性を紹介するダイナインと言うヒューマノイドにインテルスは肩を竦める。

「ええて、ダイナイン。これから始末するっちゅう相手に、そないな挨拶せんでも。」

『はっ、失礼しました』

「そないな抜けたとこも、人間臭うて、うちは気に入っとるんやけどな」

謝罪するダイナインにインテルスは微かに微笑みながら言うとアキュラを見遣る。

『勿体ないお言葉です。』

「あんたは下がっとき。ここから先はうちがやる。スメラギとは、そういう“契約”やからな。あんたは先に帰って、うちのためにコーヒーブレイクの準備でもしといてや。」

『……分かりました。最高のコーヒーを用意し、お待ちしております。どうか、ご武運を…』

ダイナインはインテルスの合図に一礼すると布のような物に包まれてこの場を離脱した。

「ほな、イクス。そろそろ始めよか。あんたに恨みがあるわけやないけど…うちがあんたやどこかで暴れてるガンセイヴァーを仕留めんと、ダイナインはスメラギに徴収されてまう…」

「何の話だ?」

何故どこにでもいそうなヒューマノイドをスメラギが徴収しようとするのだろうか?

そして何故、大企業の敏腕社長のインテルスがヒューマノイド1体のためにスメラギにとって大きな脅威であろう自分とこの場にいないソウと戦おうとするのかが分からない。

「いや…単なる独り言。あんたには関係ない話や。ただな…コントラクト…はあっ!」

羽根ペンを取り出して契約し、変身現象を発動して円形の武器である円月輪が特徴の天秤を思わせる戦闘形態となる。

「あんたやあの化け物と戦うことになっても、うちにも退けへん理由が、あるっちゅうことや!」

変身したインテルスは即座に空中に移動し、アキュラに先制攻撃の光弾を放ってくる。

アキュラはブリッツダッシュで回避しつつ、ロックオンをしてショットを連射する。

必中のロックオンショットによってダメージを受けるインテルスだが、次は円月輪は放ってくる。

「チッ!」

ブリッツダッシュとホバリングを上手く使って回避するものの、隙を晒すことになる。

「そこやっ!!」

光弾を放たれ、アキュラはフェイクカゲロウを使わされる。

そしてアキュラの弱点は…。

「あんたはこういう連続攻撃に弱いんやろ?」

光弾と円月輪が交互に放たれ、フェイクカゲロウによってブリッツが消費されてしまい、このまま直撃を受けると判断したアキュラは即座にリロードでブリッツを装填する。

『まずいね、このままだとじり貧だよ!』

「何とか奴の懐に入れれば…やってみるか」

アキュラはアンカーネクサスを起動し、インテルスにブリッツダッシュで突撃し、ホーミングアタックが直撃したことでインテルスは大きく反応した。

「ぐっ!?」

『この反応…あいつ、アンカーネクサスが弱点のようだよアキュラ君!』

「確かに縦横無尽に動き回る敵にはこれは有効な武器だな。一気に攻めるぞロロ」

『OK!スパークステラーに切り替えて集中攻撃だ!』

アンカーネクサスが弱点とは言え、アンカーネクサスは下手をしたら自爆武器になりかねないためにロックオンをした後は他のEXウェポンで攻めた方がインテルス相手には安定するだろう。

アンカーネクサスからスパークステラーに切り替えてもロックオンは解除されないのでそのままショットとロックオンスパークステラーで追撃してダメージを与えていく。

「やるやないか…っ!せやけど、うちは負けられへん…」

雷撃とレーザーの同時攻撃に耐えながら今度は脚部の剣で斬り掛かってくる。

ブリッツダッシュで回避してインテルスの真上を取ったが、ロロのセンサーが僅かな違和感を感知した。

『っ…!アキュラ君!上っ!!』

「もう手遅れや…潰れときぃっ!!」

違和感に気付いたロロが叫ぶが、いつの間にか円月輪がアキュラの真上に展開されており、高重力がアキュラに襲い掛かる。

「っ!?これは…」

あまりの重力にアーマーに装填されていたブリッツが破損し、使い物にならなくなる。

急いで予備のブリッツをリロードで装填しようとするが、それよりも早くインテルスの円月輪が落ちてくる。

『ギリギリセーフ!』

ロロの捕縛用フィールドでアキュラを包み込み、一気に上空に移動する。

「助かったぞ…ロロ…」

『気にしないで!それより来るよ!』

捕縛用フィールドを解除して破損したブリッツをリロードで廃棄しつつも最装填する。

「しぶとい奴やな…これならどうやっ!」

円月輪を利用して抗重力フィールドを作り出し、アキュラに放ってくる。

アンカーネクサスに切り替え、ONとOFFを繰り返してインテルスにブリッツダッシュでダメージを与えつつショットを当てる。

途中でスパークステラーと切り替えながら雷撃も合わせてダメージを与えていくと途中で光弾を放たれる。

アキュラはホバリングを上手く使って回避し、EXウェポンを切り替えてアンカーネクサスで突撃する。

ダメージが蓄積していき、インテルスの体に罅が入り始める。

「くっ!?気…入れてこか……とっておきや…グラヴィトンスクラバイター!!」

周囲の戦闘によって出来た瓦礫が浮かび上がる。

アキュラは咄嗟にジャンプすると、アキュラがいた場所に巨大なブロックが出来上がる。

数回ブロックが作り出され、次の瞬間大型の円月輪が天井に展開される。

このままでは直撃するため、リロードを駆使して急降下して直撃を避ける。

並みの攻撃ならばともかく、セプティマの発展によりフェイクカゲロウでも安心出来ない攻撃が増えているのだ。

何とかやり過ごすとアンカーネクサスを使ってインテルスの体勢を崩す。

「何やてっ!?」

「行くぞ、ロロ」

『OK、アキュラ君!おりゃああああっ!!』

ロロがモード・アウェイクニングで人型となりアキュラと共に高速で動きながらビットを操作する。

ビットの刃がインテルスを切り刻み、そして最後にアキュラとロロが高速でインテルスに突撃する。

「クロス…」

『ディザスター!!』

アキュラとロロが交差するようにインテルスに大きなXを刻み込む。

このSPスキルはかつてはソウを倒すために考案したSPスキルの発展系であり、そこらのセプティマホルダーには耐えられないと言う自信がある。

「ダイ…ナイン…」

クロスディザスターの直撃を受けて致命傷を受けたインテルスの体は高まるセプティマに耐えきれずにダイナインの名を呟きながら消滅した。

『よーし、後はデータを回収するだけだね!遠隔アクセス開始!……ぴろりーん!それっぽいデータ発見!あー、でも、駄目だ…ほとんど暗号化されてて、完全解析には時間がかかりそうだよ…』

「仕方ない…残りの解析は持ち帰って行うとしよう。」

『了解。“バタフライエフェクト”の情報、あるといいんだけど…』

他のセプティマホルダーや警備メカが来ないうちにビルから脱出するアキュラとロロであった。 
 

 
後書き
ぶっちゃけ立ちブレイクホイールは3段目だけ出せるようにして欲しかった。 
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