るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第九話 体育館でのレクレーションその十一
「悪戯を仕掛けるのは」
「お二人だけなんて」
「我が家のお庭番真吾に一度だけ狩猟段を投げたがな」
面堂はそれでもと話した。
「他の者にはしていない」
「こいつにもだからな」
飛麿はあたるも見て話した。
「何もしていないからな」
「それはね」
五代がここで言った。
「愛情表現じゃないかな」
「僕達へのですか」
「うん、お兄さんと」
面堂に話した。
「結婚する人へのね」
「俺にもか」
「愛情表現じゃないかな」
「待て、俺達以外じゃ死ぬぞ」
飛麿は五代に強い声で言った。
「五代さんもそう思うだろ」
「うん、僕でも危ういね」
「そんな行いが愛情表現か」
「そうじゃないかな」
「まあ、おわかりですか」
了子は五代の話を受けて両手を自分の頬に当ててその頬を赤くさせてそのうえで彼に応えて言った。
「五代さんは」
「やっぱりそうなんだ」
「お兄様も飛麿様も大切な方なので」
「一番だね」
「はい、ですから」
それでというのだ。
「わたくしもです」
「愛情表現でだね」
「悪戯をしています」
「明らかに命に関わる悪戯っちゃよ」
ラムは見てきたことをそのまま話した。
「そしていがみ合ってるっちゃ」
「そのいがみ合いが非常識なんだが」
あたるも見てきたことを話した。
「それでもか」
「はい、お兄様も飛麿様も大切な方なので」
了子は顔を赤くさせたまま語った。
「わたくしもついつい」
「それで僕はいつも大変なことになっているんだが」
面堂の言葉だ。
「まさにな」
「あんた本当によく生きてるな」
良牙も真顔で突っ込みを入れた。
「口の中に鼠花火入れられてな」
「コンクリートはやり過ぎだ」
ムースが見てもだ。
「殺すつもりではないのか」
「呪いの藁人形を作ったというが」
九能もこの話を知っていた。
「悪戯なのかそれは」
「ほんま面堂やないと死んでるで」
右京は言い切った。
「うち等でもほんま危ないわ」
「そこまでするとはある」
シャンプーもどうかとなっている。
「悪戯にしてもやり過ぎある」
「飛麿さんもよく生きておられますわね」
小太刀は彼を見ていた。
「凄いことですわ」
「しかしそれが愛情表現か」
面堂はまた言った。
「我が妹ながらどうなっているんだ」
「というかどうやったらそうした風になるんだよ」
犬夜叉が面堂に言った。
「おかしいだろ」
「この家はかなりおかしいぜ」
弁天が言ってきた。
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