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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第九話 体育館でのレクレーションその七

「りんねの言う通りでしょうが」
「俺まともなことしたことないかな」
「一度もね」
 母親として答えた。
「お姉さんないわよ」
「まあこの人達は糞親父だけれど」
 朱美が見てもだった。
「大谷選手なら出来るかもね」
「二百勝二千本安打もあるな」
 シャンプーが応えた。
「出来るあるな」
「そうかもね」
「漫画あるな」
 シャンプーはその記録についてこう言った。
「本当に出来たらとんでもないある」
「野球漫画はよおさんあるけどな」
 こう言ったのは右京だった。
「流石にそんな人はおらんかったな」
「全くある」
「六十近くまで現役やった人はおるらしいわ」
 右京はそうした人はと話した。
「何でもな」
「それも凄いあるがな」
「その人でもな」
「二百勝二千本安打はしていないあるな」
「ピッチャーでな」
「確かサチェル=ペイジさんでしたわね」 
 小太刀はその選手を知っていた。
「アメリカの」
「そうした人がおられたんですか」
「ええ、凄い人だったそうですわ」
 あかりにも話した。
「恐ろしく身体が丈夫で」
「私達みたいに」
「そうした方でしたわ、ですが」
「その人でもですね」
「流石に二百勝二千本安打は」
 そこまでの記録はというのだ。
「していませんわ」
「というか実現出来るかもというだけでない」
 九能は断言した。
「やはりどちらかだけでも凄い」
「二百勝でもでな」 
 パンスト太郎が応えた。
「二戦本安打でもな」
「どちらも相当だ」
「本当に日本の野球の中でも数えられる位だな」
「到達した人はな」
 二百勝も二千本安打もというのだ。
「そうだ」
「それがどちらもかっていうのはな」
「これまで想像もされなかった」
「そうだな」
「まさかだ」
 ムースも真顔で語った。
「大谷選手が実現したとしたら」
「もう本当に歴史に残るな」
 良牙が見てもだ。
「絶対に」
「メジャーの歴史に、そしてだ」
「スポーツの歴史自体にな」
「大谷選手がそれを目指しているならだ」
「とんでもねえな」
「しかし目指しているなら」
「実現して欲しいな」
 是非にという言葉だった。
「目指しているなら」
「全くだ」
「若し実現出来たら」
 蓮華は心から思った。
「お祝いしないとね」
「そうですね」
 タマは主の言葉に頷いた。 
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