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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第八話 中華街でその十九

「ブルマばかりね」
「私達の学校ってね」 
 かごめはまさにと応えた。
「ブルマよね」
「今だにね」
「そうよね」
「ブルマは」
 響子はどうにもという顔と声で話した。
「どうにも」
「恥ずかしいですよね」 
 アンジェラが応えた。
「どうも」
「そうですよね」
「半ズボンならいいですが」
「ブルマは」
「どうして私達の学校だけずっとブルマなのかしら」 
 しのぶはそのことについて考えた。
「不思議ね」
「全くっちゃ」 
 ラムも同意だった。
「四つの学校だけがっちゃ」
「今もブルマね」
「奇妙なことだっちゃ」
「それな」 
 乱馬も言った。
「俺も不思議だよ」
「そうよね」
「半ズボンでいいだろ」
 体操服はというのだ。
「別にな」
「けれど女の子はね」
「何故かな」
「わしはそれがいいがのう」
 八宝菜は自分のことを話した。
「ブルマがな」
「お爺さんはそうよね」
「うむ、女の子のブルマ姿を見るとな」
 あかねに応えて話した。
「よいと思う」
「そうよね」
「しかし最近はな」
「私達の学校以外はもうブルマじゃないわ」
「そうなっておってな」
 それでというのだ。
「寂しく思っておる」
「そう思わなくていいから」
「そうよ」
 あかねだけでなくしのぶも言ってきた。
「ブルマって色々問題あるから」
「殆ど下着だし」 
 ランはブルマのデザインの話をした。
「太腿丸見えでお尻のラインもね」
「完全に出るのよね」
 かごめも話に入った。
「これがね」
「しかもすぐにめくれ上がって」
「お尻に食い込むか」
「下着自体見えて」
「ブルマって問題だらけよ」
「どうして今も使っているのかしら」
「私達が通っている学校は何処もね」
 ランに眉を曇らせて話した。
「流石にもうね」
「半ズボンに代えて欲しいわ」
「気付いたら他の学校ブルマじゃなくなってるのよね」 
 なびきは冷静な顔で述べた。
「考えてみれば不思議なことよ」
「私は代えてもいいといいますか」
 友引高校の校長は落ち着いた顔で述べた。
「ですが極めて上の方からです」
「私達の学校はですか」
「どうも四つの学校全てが」
 しのぶに答えた。
「ブルマにする様になっています」
「そうなんですか」
「どうやら」
「その極めて上の人が気になりますね」
「どなたか」
「はい、どなたか」
 しのぶは首を傾げさせながら言った。
「そうなります。ですが今回はブルマでないですから」
「宜しいですね」
「それなら」
 いいとだ、しのぶは頷いてだった。
 そうして今は山でのバーベキューを楽しんだ、そうしてからさらに川遊びも楽しみ意気揚々と山を後にしたのだった。


第八話   完


                   2025・1・1 
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