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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第八話 中華街でその十八

「この面子生活に困っている奴少ないけれどな」
「何だかんだで乱馬さん達もそうですし」
「家壊されまくっても普通になおってな」
「修理費あるってことですね」
「あたるの家だってな」
「どうもラムさんのお家が修理費出してくれて」
 それでというのだ。
「修理費はです」
「どうとでもなってるみたいだしな」
「お金はあるお家にはありますね」
「そうだよな」
「それで我々は」 
 六文は自分達のことも話した。
「どうかといいますと」
「ないな」
「はい」
 二人で腕を組んで話した。
「全くです」
「祖母ちゃんからな」
「お・ね・え・さ・んね」
 すぐに魂子が両手で孫のこめかみにモンゴリアンドリルナックルを当てながら頭に血管を出して言ってきた。
「いいわね」
「ああ、そうだよな」
「そう、それでお金はね」
「うちはねえよな」
「何処にもないわよ」
 満面の笑顔での言葉だった。
「他にもないものは多いけれどね」
「金は特にな」
「ないわよ」
 こう言うのだった。
「あるところにはあってね」
「ないところにはないよな」
「そうよ」
「だがうちには何ということはないからな」
 飛麿はまたこう言った。
「気にしないでくれ」
「わかりました、ただ体育館で行うので」
 響子は不安そうに言った。
「女性の服はどうなるのか」
「バトミントンですから」
 飛鳥が答えた。
「他にはバスケットボールや卓球もしますが」
「そうしたものなので」
「半ズボンにシャツです」
 そうした服装だというのだ。
「半ズボンは膝までの」
「そうですか、まさかブルマかと思いまして」
「あっ、そういえば」
 さくらは響子の言葉にはっとなって言った。
「私達の学校ブルマなのよね」
「そうなのよね」
「これがね」
 ミホとリカが応えた。
「殆どの学校が半ズボンやスパッツになってるのに」
「うちはね」
「うちもよ」
 かごめも言ってきた。
「まだね」
「うちもだし」
 あかねも言った。
「これがね」
「うちもだっちゃ」
 ラムもだった。
「そういえば他の学校殆ど半ズボンとかっちゃ」
「何でかね」
 桜はまた言った。 
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