新オズのブリキの樵
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第二幕その一
第二幕 これからどうするか
樵達はドロシーが来るのを待ちました、すると他ならぬドロシー達は早速樵のお城にやって来ました。
「お待たせしたわね」
「僕も来られる様になったから来たよ」
臆病ラ音もいました。
「今回も宜しくね」
「あれっ、早いね」
樵はドロシー達を見て少し驚いて言いました。
「あと少し遅いかなって思ったら」
「ええ、ドアで来たのよ」
「ドア?」
「そこを開いて潜れば一瞬で行きたい場所に行ける」
「そんなドアだね」
「この前魔法使いさんが造ったの」
この人がというのです。
「オズの国の科学と魔術を合わせてね」
「それでだね」
「そう、それを使ってね」
そうしてというのです。
「来たのよ」
「そうなんだね」
「もうね」
それこそというのです。
「それを使ったら」
「一瞬でだね」
「オズの国の中なら」
「行き来出来るんだ」
「そうなの、それで皆で来たの」
「宜しくね」
ドロシーの足元にいるトトも言ってきました。
「今回どんなお仕事か聞いてるからね」
「ウィンキ―でコンサートを開く」
教授は畏まった態度で言いました。
「そのコンサート会場を何処にするか決めよう」
「ウィンキーといっても広くてね」
それでと言うモジャボロでした。
「沢山あるから選ぶのが大変かな」
「まあじっくり調べましょう」
ビリーナは落ち着いています。
「どの会場がいいかね」
「何ならウィンキ―中を巡って」
そすいてと言うエリカでした。
「探してもいいわね」
「うん、まずは皆でお話しよう」
樵は笑顔で提案しました。
「これからどうして決めるかね」
「まずは会議だね」
かかしも言います。
「それを行うことだね」
「そうね、お話をしないとはじまらないわ」
つぎはぎ娘も言います。
「じゃあ会議をしましょう」
「そうしようね、君達も参加したらいいよ」
樵はつぎはぎむすめの言葉に頷きつつジョージ達五人にも声をかけました。
「これからね」
「僕達もですか」
「会議に参加していいんですか」
「コンサート会場を決める」
「そうしていいんですね」
「これから」
「うん、参加するとそれだけで多くのものを見て学べるからね」
だからだというのです。
「参加したらいいよ」
「そう言ってくれるなら」
「宜しくお願いします」
「参加させてもらいます」
「これから」
「お話を聞かせてもらいます」
「そうしようね」
こうお話してでした。
五人も含めて会議となりました、会議はお城の会議室で行われました。そうして実際に開くとでした。
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