| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

博士の挑戦状

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二百二十九話

            第二百二十九話  ファミコンよりも
 小田切君はコナミのエムエスエックスのゲームをプレイしていった、そうしてプレイしつつ博士に話した。
「コナミはファミコンのゲームも多いですが」
「ディスクシステムも含めてな」
「はい、ですが」
 それでもというのだった。
「こちらの方がです」
「面白いか」
「そうですね、画面は拙くても」
 ファミコンのそれと比べてというのだ。
「遥かに難しくて」
「それをクリア出来るならじゃな」
「こちらの方がです」
「面白いというのじゃな」
「はい」
 まさにというのだ。
「僕にとっては」
「そう言う者が多くてな」
 博士はプレイしながら語る小田切君に話した。
「それでじゃ」
「人気があったんですね」
「そうであった」 
 こう小田切君に話した。
「コナミのエムエスエックスのゲームはな」
「ただ難しいだけじゃなくて」
「ゲームの内容もよいな」
「キャラクターも音楽も」
 そうしたものもというのだ。
「かなりです」
「よくてじゃな」
「はい」
 だからだというのだ。
「物凄くです」
「面白いのう」
「ですから」
 それでというのだ。
「どんなゲームもです」
「プレイ出来るな」
「そしてクリアすれば」  
「その時の喜びはひとしおであるな」
「今魔城伝説をしていますが」 
 このゲームをというのだ。
「こちらもです」
「面白くてか」
「どんどん進めたくなって」 
 観れば主人公を素早く動かし攻撃を放っている。
「敵もです」
「倒してな」
「エンディング観たいです」
「では観るのじゃ」
「そうします」
 小田切君も言ってだった。
 そのうえでプレイしていった、そうしてこのゲームもクリアしてそのエンディングを観るのだった。


第二百二十九話   完


               2024・12・22 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧