るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第七話 六甲おろしその四
「幸せにしてくれるのよ」
「そうなんだな」
「そう、私達だって色々あって一緒になってね」
鯖男と一緒にいて言う。
「幸せだから」
「そうなんだな」
「穀潰しは生まれたけれどね」
「いや、俺も色々あったんだよ」
その鯖人も言って来た。
「それでも幸せだよ」
「いや、あんたはちゃんと生きろ」
良牙は真面目に突っ込みを入れた。
「今もな」
「真面目じゃないかな、俺」
「何処が真面目なんだ」
良牙が見てもだった。
「酷過ぎるぞ、あんたは」
「全くだ」
ムースも言ってきた。
「おっさんは酷過ぎるぞ」
「君もそう言うんだ」
「親しくなったから言うが」
それでもというのだ。
「本当にな」
「犯罪までしていないか」
九能はこのことを指摘した。
「そのアコギな商いの仕方は」
「どうかな」
「そこで開き直るからな」
「あっ、変なことしたらいつもぶん殴ってるから」
魂子がその時のことを話した。
「安心してね」
「それならいいか」
「魂子さんがそうしてくれるならな」
「僕達も言うことはない」
「本当に馬鹿息子だから」
笑顔だが頭に血管が浮き出ている。
「子供の頃からね」
「まあ今はそういうことしていないから」
鯖人は反省なぞしていない顔で笑って話した。
「安心してね」
「私この人がお父さんじゃなくてよかったわ」
りんはぽつりと呟いた。
「竜之介さんや乱馬さんのお父さんも」
「そこでわしの名前が出るのか」
玄馬はまたしてもパンダの姿だ、それで頭に血管を出して看板で言った。見れば目も怒った感じになっている。
「りん君酷いぞ」
「いや、仕方ないですよ」
タコス八郎が笑って言って来た。
「お話を聞いていますと」
「君までそう言うのか」
「最低ですから」
「これが全部本当のことなんです」
かすみはいつもの調子で話した。
「おじさまは」
「実際おうちでもパンダになってゴロゴロしているだけだしね」
なびきも言ってきた。
「修行もしないで」
「本当に最低ですな」
弥勒が見てもだった。
「これはまた」
「まさにろくでなしだね」
一ノ瀬のおばさんはこう言うが笑っている。
「如何にもって感じじゃないか」
「そういえばこの人強盗とコソ泥拳法生み出したんだよな」
カクガリがこのことを話した。
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