八条学園騒動記
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第七百九十話 下着その七
「親戚と暮らしてるけれど」
「服着てるわね」
「そうしてるわ」
「そうよね」
「裸族でもないと」
ジュディも言った。
「やっぱりね」
「下着ではいないわね」
「お家の中でもね」
「そうよね」
「やっぱりね」
ジュディはさらに言った。
「服はね」
「着るわね」
「お部屋の中でも下着はね」
「抵抗あるわね」
「どうもね」
こう言うのだった。
「違う人もいるけれど」
「裸族だとね」
ジュリアはそうした人達の話もした。
「全く着ないのよね」
「そうそう、もうね」
アロアもそれはと答えた。
「下着すらね」
「そうした人達もいるわね」
「そこはその人の主義というか」
「好みね」
「私達は違うってことでね」
「お部屋の中でも服を着る」
「そうした主義ってことね」
ジュリアに話した。
「つまりは」
「服を着るね」
「お部屋の中でも」
「あとね」
ジュディはさらに話した。
「下着を着けない人もいるわね」
「そうなのよね」
ジュリアもそれはと答えた。
「これが」
「下着を着けないで」
そうしてとだ、ジュディはさらに話した。話をしながら自分達の周りにある様々な下着を見ている。
「服をね」
「そのまま着るのよね」
ジュリアも応えた。
「そんな人もいるわね」
「女の人だけでなくね」
「男の人もね」
「そうなのよね」
「本当にそこは」
ジュリアは考える顔で話した。
「人それぞれね」
「下着を着けない人もいて」
「お部屋の中だと全裸の人とかね」
「下着だけの人もいて」
「服を着てもね」
「いや、こうしてお話すると」
アロアはあらためてという口調で話した。
「色々あるわね、下着だってデザインに色って」
「色々あるわね」
「こっちもね」
ジュリアもジュディも確かにと応えた。
「そうよね」
「私達も選んでるし」
「この下着いいわね」
アロアは自分の傍にあったグリーンの下着を見て言った。
「緑ってのもね」
「アロア緑好きなの」
「好きな色なのよ」
ジュディに答えた。
「青とか白も好きでね」
「緑もなのね」
「そう、好きでね」
そうであってというのだ。
「この下着もね」
「いいと思うのね」
「ええ」
実際にというのだ。
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