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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第六話 引き続き海でその十五

「あっさりと」
「全然勝てなかったわ」
「それで私達が道場以外取り返したのよね」
「そうだったわね」
「あの時二人共道場を取り返そうとして止めたじゃないか」
 早雲はこのことを泣いて抗議した。
「酷いじゃないか」
「だってあっても意味ないし」
「うちにはね」
 娘達の返事はあっさりとしたものだった。
「あかねや乱馬君達が修行に使ってるけれど」
「なくても困らないし」
「何てことだ、あの道場あっての天道家だというのに」
「あの、前から思ってたけれど」
 首を傾げさせつつだ、いぶきはあかねの傍に来て彼女に尋ねた。
「あかねちゃん達ってよく生活出来てるわね」
「普通にね」
「考えてみれば不思議よね」
「収入ないって言われていて」
 それでもというのだ。
「いいお家だしね」
「どう見てもね」
「それにね」 
 さらに話した。
「食べることにも困っていないし服だってね」
「沢山持ってるわね」
「私ミニスカートが多いけれど」
 この服を多く持っているがというのだ。
「けれどね」
「お金に困ってないのね」
「それで皆が寄ってたかってお家壊すけれど」
「皆って凄いわね」
 あかね達と関係のある面々を見てだ、いぶきは応えた。
「あたる君達のお家もそうで」
「そうしてもね」
「お金あるのね」
「そうなのね」
「よくもっているわ」
「ダーリンのお家はうちが修理費を出してるっちゃ」
 ラムが諸星家の事情を話した。
「うちは貧乏でもお家にはお金があるっちゃ」
「そういえばラムちゃん自分のUFOも持ってるわね」
「だからダーリンのお家を修理する位何でもないっちゃ」
「そうよね」
「本当にダーリンは災難がついてくるっちゃ」
 あたるのそのことも話した、彼が十三日の金曜日の仏滅の日に生まれ生まれた時に仏壇が倒れ地震が起こったことは有名である。
「それでも悪運は強くてっちゃ」
「いつも平気なのね」
「それも生命力が強いからっちゃ」
「怪我してもすぐに回復するのね」
「そうっちゃ、けれどあかねのお家のことはうちもわからないっちゃ」
 あかねを見て話した。
「不思議なことっちゃ」
「私もそう思うわ、それで明日皆今度は山に行くのよね」
「六甲でキャンプっちゃ」
「それを楽しむのね。試合まで練習して」
 そうしてというのだ。
「色々楽しむのね」
「そうするぞ、折角関西に来てるんだからな」
 りんねも言った。
「色々楽しんで美味いものも食ってな」
「そうしてよね」
「楽しもうな」
「海の次はね」
 今はその海で水着姿で話した、だが一行は次は山に行って楽しむのだった。


第六話   完


                  2024・12・15
 
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