| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六話 引き続き海でその十二

「それでも息子か」
「息子だから言うんだろ」
 乱馬も反論した。
「本物の糞親父じゃねえか」
「竜之介、お前父をそんな目で見ているのか」
 竜之介の親父は泣いて言った。
「父は悲しいぞ」
「いや、おっさんは当然だろ」
 良牙はその親父に言った。
「話を聞いていたらな」
「最低やからな」
 右京が見てもだ。
「今かてな」
「こんな父親嫌ある」
 シャンプーも容赦がない。
「最悪ある」
「全くだ」
 ムースはシャンプーに同意した。
「どうにかならないか」
「ダディも酷いが」
 九能は自分達の父のことを思い出した。
「この人もあんまりだ」
「こうした人が父親ですと」
 小太刀が見てもであった。
「大変なのがわかりますわ」
「流石にご飯に痺れ薬を入れたり」
「自分だけケーキや松茸やチョコレート食べたりね」
 かすみとなびきも言う。
「ないわよ」
「酷いわ」
「というか騙されやすくないか?」
 犬夜叉はふと気付いた。
「竜之介もな」
「そうだな」 
 鋼牙は犬夜叉のその言葉に頷いた。
「聞いているとな」
「今だってな」
「かなり騙されやすいな」
「そうだよな」 
 このことも言うのだった。 
「どうもな」
「見ていてもわかるな」
「何っ、俺が騙されやすいってのかよ」
 竜之介はそう言われて怒った。
「それは聞き捨てならねえぞ」
「いや、それは否定出来ねえだろ」 
 弁天がここで竜之介を止めて言った。
「流石にな」
「おめえまでそう言うのかよ」
「あっち向いてホイ」
 おユキはそっと出て来て竜之介に右に向けて指差した、すると竜之介は見事にその指差した方に顔を向けた。おユキはそれを見て言った。
「やっぱり」
「こうすればどうかしら」
 今度はなびきが出てだった。
 ババ抜きの要領でトランプを手に並べた、そして一枚ぬっと出して竜之介に言った。
「好きなの取って」
「お、おう」
 竜之介はその出されたカードを取った、それはジョーカーだった。
「げっ、ババかよ」
「間違いないわね」
「騙されやすいよな」
「それもかなりね」
 なびきだけでなく弁天とおユキも言った。
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧