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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第六話 引き続き海でその七

「しかしこうした時は寝ていい」
「そうだよね、ちゃんと寝ないとね」
「俺も学校の外では言わん」
 一ノ瀬のおばさんに応える形での言葉だ。
「特にな」
「そうだよね」
「だから寝たいなら寝ることだが」
「こうした時はね」
「なら異次元に行ってだ」
「寝ようね」
「今はな」
「じゃあ異次元への扉出すっちゃ」
 ラムは温泉マークの言葉を受けて言った。
「そこに入って皆寝るっちゃ」
「それでその場所はどういった場所なんだ?」
 天草が尋ねた。
「一体」
「普通にベッドが一杯あるお部屋っちゃ」
「そうした場所か」
「それでそこに入ってっちゃ」
「皆で休むか」
「そうするっちゃ」
「わかった、それじゃあ皆でそこに行こうな」 
 天草もそれならと頷いた、そうしてだった。
 一同はラムが出したベッドが多くある空間に入った、そこは相当なベッドがあり全員一つずつ利用してもかなり余る位で。
 全員心地よく寝られた、そして起きると。
「もう夕方ですね」
「早いですね」
 五代と響子が夕方のビーチに出て話した。
「起きたらでしたね」
「夕方です」
「何かです」 
 響子は海を見て話した、赤と銀に輝く海を。
「こうして海を見ていますと」
「あの時のことを思い出しますね」
「一緒に海に行った時を」
「そうでしたね」
「毎年海行ってるけれどな」
 乱馬は今は男の姿で男の水着姿で言った。
「いつも碌なことになってねえな」
「そういえばそうだな」 
 りんねも言ってきた。
「不思議とな」
「どうしてかな」
 あたるも同じだった。
「海に行くと何かがあるな」
「そうだよな」
「絶対にな」
「皆で海に行っても」
 しのぶも言うことだった。
「泳ぐよりも騒動に巻き込まれるのよね」
「思えば不思議よね」
 あかねもそれはと言うのだった。
「本当に」
「私達皆そうって」
 桜も言った。
「おかしいと言えばおかしいわね」
「毎年海に行ってもっちゃ」
 ラムも話に参加した。
「本当に何か騒動が起こるっちゃ」
「皆そうなのよね」
「不思議なことっちゃ」
「そういえばプールでもだな」
 あたるは海だけでなくそちらもと言った。
「何かあるな」
「妖怪がいたな」
 面堂はこのことを思い出した。
「まさかだった」
「普通いないな」
「だから僕も驚いた」
 こう翼に答えた。 
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