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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第六話 引き続き海でその六

「食べ過ぎたあるよ」
「眠うなってきたわ」
 右京は菜向けを感じていた。
「お腹一杯になって」
「寝たいですわね」
 小太刀もだった。
「どうも」
「それなら少し寝ましょう」
 校長はそれならと答えた。
「今日は休日ですし」
「だからですか」
「はい、お休みをしまして」
 あかねに答えた。
「そうしてです」
「寝てですか」
「体と心を休めましょう」
「そうですね」 
 いぶきは校長のその言葉に頷いた。
「じゃあ今から」
「お昼寝しましょう」
「わかりました」
「あの、それはいいのですが」
 院長は校長に微笑んで尋ねた。
「何処で寝ましょうか」
「そこは考えていませんでした」
 校長は無表情で正直に答えた。
「そういえば」
「左様ですか」
「さて、どうしましょうか」
 表情を変えないまま述べた。
「お昼寝は何処でしましょうか」
「それならうちに来たらいいだろ」
 竜之介が言ってきた。
「浜茶屋でな」
「いいのですか?」
「ああ、いいだろ」
「営業中では」
「どうせあの商売が問題になって営業停止になってるだろ」
 だからだというのだ。
「いいだろ」
「そうなのですか」
「ああ。今から行こうぜ」
「待て、営業禁止にはなっておらんぞ」
 だがここで他ならぬ親父が言ってきた。
「しっかりと営業しておる」
「あれで営業出来るの?」
 沫悟はそのことに驚いた。
「人に岩や西瓜ぶつけて」
「信じられないですね」
 黒蜜も同意だった。
「これは」
「そうだよね」
「はい、本当に」
「そこは何とかなっておる」
 親父は腕を組んで答えた。
「いつも怪しまれておるがかわしておるわ」
「そのうち捕まりますよ」
 美人は冷静に述べた。
「そんなのですと」
「そうなるか」
「気を付けて下さいね」
「そうしておこう」
「兎に角店は使えないな」
 温泉マークはその現実を冷静に述べた。
「なら他の場所で寝ることになるが」
「それならうちが用意するっちゃ」
 ラムが申し出た。
「異次元空間につなげてっちゃ」
「そこで寝るか」
「そうすればいいっちゃ」
 こう言うのだった。
「そうするっちゃ」
「なら頼むわ」
「わかったっちゃ、先生」
「授業中は寝るな」 
 温泉マークは教師として言った。 
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