るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第六話 引き続き海でその三
「いいな」
「やっぱりそうなります?」
「当たり前だろ、ボクシングはそういうスポーツだろ」
「だからですか」
「そうだよ」
まさにというのだ。
「いいな」
「ずっと野球していたいですね」
「野球でも太り過ぎたら駄目だぞ」
それこそというのだ。
「やっぱりな」
「そういえば」
七宝は向田の言葉を受けて言った。
「大谷選手って引き締まった体格してるよな」
「ああ、すげえよな」
弁天は七宝と一緒に鴨のオリーブ煮を食べつつ応えた。
「あの人は」
「そうだよな」
「それだけ節制してるってことか」
「食事だってな」
「そうしたこともしてるからか」
だからだというのだ。
「あれだけ活躍出来るんだな」
「そうだな」
まさにというのだ。
「あたい達みたいに好きなもの食ってねえな」
「あの人はな」
「そやな」
ランはレイに豚の丸焼きを出しつつ応えた。
「お酒も飲まへんらしいしな」
「そうなんだな」
「それでハンバーガーもパンやなくてな」
「挟むあれか」
「レタスで挟んだの食べる時もあるらしいな」
こう七宝に話した。
「あの人は」
「おいら好きなもの食ってるけれどな」
「それだけのことしてや」
「練習も凄いからか」
「あれだけのことが出来るんや」
「そうなんだな」
七宝は鴨のオリーブ煮からスパゲティに移って応えた。
「おいらには無理だな」
「まあそう言うな」
弁天はその七宝に言った。
「大谷選手は大谷選手でな」
「おいら達はおいら達か」
「だからな」
それでというのだ。
「比較しても意味ねえぜ」
「そうね」
おユキはサラダを食べながら頷いた。
「これから試合をするけれど」
「あの人はあの人だろ」
「そして私達は私達だわ」
「比較するものじゃないぜ」
「人は人、自分は自分ね」
「そういうことだよ」
こう言うのだった。
「結局はな」
「そうよね」
「食うものだってな」
これもというのだ。
「大谷選手には大谷選手の考えがあってな」
「トレーニングをされているし」
「食うものだって合わせてるしな」
「それでよね」
「ああ。あたい達はこうしてな」
「食べていればいいわね」
「あたい達の訓練をしてな」
そうしてというのだ。
「食えばいいんだよ」
「そういうことね」
「牛の丸焼きだってあるしな」
「牛の丸焼きなんてね」
あかねはこの料理に驚いて言った。
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