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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

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第六話 引き続き海でその一

                第六話  引き続き海で
 一行は海で遊び続けていた、ここでラムはまたあたるを見て言った。
「ダーリンいつも海でも女の子を見るのに今は見ないっちゃ」
「これを見て見られると思うか」
 あたるはこう言ってラムに自分のスマートフォンに映る動画を見せた、それは大谷翔平の一番ピッチャー初球プレーボールホームランの時であった。
「これが現実だぞ」
「つくづく凄いっちゃね」
「この人と試合をすると思うとな」
「頭が一杯になるっちゃね」
「遊びには頭を向けられるがな」
 それでもというのだ。
「お姉さんにはだ」
「考えが向けられないっちゃ」
「俺でもな」
「ダーリンでもそうなるっちゃね」
「相手が相手だからな」
 それ故にというのだ。
「そうなる」
「そうっちゃね」
「恐ろしい人だ」 
 あたるは心から思って言った。
「つくづくな」
「それはそうっちゃね、けれどっちゃ」 
 ラムは何時になく真剣な顔のあたるに告げた。
「遊ぶなら遊ぶっちゃよ」
「今はだな」
「西瓜割りで西瓜も割れて食べられるっちゃ」
 そうなっているというのだ。
「だからっちゃ」
「これから食うな」
「そうするっちゃ、それで泳ぐっちゃ」
「ビーチバレーも出来るな」
「だからっちゃ」
 それでというのだ。
「楽しむっちゃ」
「それではな」
 あたるも気を取り直した、そうしてだった。
 西瓜を食うがここで面堂がこんなことを言った。
「この近くにも面堂家のホテルがあるが」
「ああ、そうなんだな」
 今は男の姿になっている乱馬が応えた。
「あんた大金持ちでか」
「そしてフルコースもしているが」
「ヘルコースか」
「それもあるが」
「あれって確かな」
 乱馬は面堂に怪訝な顔になり言った。
「とんでもなく量が多いんだろ」
「最後は牛の丸焼きが出る」
「そんなの喰える筈ないだろ」
「だからここにいる皆で食べるといい」
 これが面堂の提案だった。
「折角皆一緒だからな」
「気前がいいのう」
 八宝菜は面堂のその提案を聞いて言った。
「これはまた」
「これ位何でもない」
 面堂は八宝菜に落ち着いた顔で述べた。
「僕にとってはな」
「お金持ちだからか」
「面堂家は軍隊も持っている」
「それだけ大きな家だからか」
「ホテルの食事位だ」 
 それこそというのだ。
「何でもない」
「そうなのじゃな」
「そういえば面堂って男に冷たい様でだ」
 メガネが腕を組み考える顔で言った。
「結構何かとしてくれるな」
「そうだよな」
 チビも確かにと頷いた。
「あたるにもな」
「俺達にもだしな」
 コースケも確かにと言った。 
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