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夢幻水滸伝

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第三百八十一話 南から北へその三

「政策としてです」
「環境を保護する」
「自然を戻す」
「そうすると大きいですね」
「間違いなく。ほなですね」
「これからはです」
「勢力を立ち上げ」
 そうしてとだ、マリアは答えた。
「政を行い」
「自然を守りますね」
「そしてです」 
 さらにだ、マリアは話した。
「他の政策もです」
「行われますね」
「はい」 
 そうするというのだ。
「環境だけやなくて」
「実はパラグアイは環境以外にもです」
 管理官は困った顔で話した。
「何かと問題を抱えていまして」
「何処もそうですね」
「ですから」
 それ故にというのだ。
「政を行って頂けるなら」
「有り難いですか」
「はい」
 そうだというのだ。
「マリア様は政治力もおありで」
「ステータスを見ますと」
「政に関連する特技も素晴らしいので」
 それ故にというのだ。
「宜しくお願いします」
「わかりました、ほな」
 マリアは管理官の言葉に頷いた、そうして勢力を旗揚げし自らその棟梁となりそのうえで自然を守り他の政策もはじめていった。
 治安をよくしインフラを整え産業を栄えさせてだ。
「日に日にです」
「よくなっていればええですが」
「よくなっています」
 警官はアスンシオンの市庁舎に設けられた自身の執務室で仕事をしているマリアに話した。
「まさに」
「そうですか」
「治安がよくなり仕事もです」
「出来て」
「多くの人が穏やかに暮らせる様になっています」
「そうですか」
「多くの人が支持しています」 
 マリアも政策をというのだ。
「そしてその支持も日増しにです」
「高まっていますか」
「そうなっています」
 実際にというのだ。
「ですから」
「このままですね」
「政をされて下さい」
「そう言われるなら」
「特に環境保護がです」
 この政策がというのだ。
「好評です」
「いつも草木の声を聞いてです」
「環境を保全されていますね」
「そうしてますが」
「それがです」 
 まさにというのだ。
「よいかと」
「そうなのですね」
「草木だけではないですね」
 警官はさらに言った。 
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