夢幻水滸伝
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第三百八十一話 南から北へその二
「わかります」
「そうですね、ではです」
「それならですね」
「色々と乱れている自然をです」
「私の力で整える」
「そうしてくれますか」
「ドルイドとして」
自然の言葉がわかる職業としてだ、マリアは答えた。
「そうさせてもらいます」
「宜しくお願いします」
「すぐにかかります」
警官に答えてマリアはすぐに市の環境管理官と共に郊外の森や川の状況を見た、声を聞くと森林伐採と水質汚染が問題であり。
自然の声でどうして欲しいかを聞き蛙人の若い女の管理官にどうすればいいかを話した、するとだった。
「お流石です」
「草木や生きものの声が聞こえるので」
「はい、ドルイドでもです」
この職業の者でもというのだ。
「自然のあらゆる声が聞こえる人はです」
「そうはおらへんですね」
「星の方だけあります」
管理官は感嘆して話した。
「まことに。ではです」
「私の言う通りにですね」
「市長にお話しまして」
そうしてというのだ。
「解決していきましょう」
「そうしてくれますね」
「是非。あとお家もお給料もです」
「市が出してくれていますね」
「ですがそれで宜しいでしょうか」
「一軒家であれだけのお給料なら」
市長と同額をとだ、マリアは答えた。
「何もです」
「問題ないですか」
「満足してます、ほなこれからも」
「自然についてですか」
「お話させて頂きます」
「実はです」
管理官はさらに話した。
「パラグアイは他にも自然が」
「乱れている場所がありますか」
「そこもどうかして頂けるなら」
「それならですね」
マリアは管理官の話を聞いて言った。
「勢力を旗揚げしまして」
「そうしてですね」
「そしてです」
そのうえでというのだ。
「自然を守られては」
「政を行い」
「如何でしょうか」
「そうですね」
マリアは管理官の言葉に頷いて述べた。
「それがええですね」
「左様ですね」
「環境、自然はです」
「政で、ですね」
「守ることがです」
「効果がありますね」
「一人一人が気をつけることも大事ですが」
マリアはこうも言った。
「環境破壊をしない様にして」
「それと共にですね」
「はい」
まさにというのだ。
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