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ドリトル先生の長崎での出会い

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第八幕その十

「身体によくないわ」
「そうそう、何でも沢山食べないとね」
 食いしん坊のガブガブの言葉です。
「よくないよ」
「お野菜や草だってね」
「色々な種類があるからね」
 オシツオサレツも二つの頭で言います。
「色々食べないとね」
「身体によくないよ」
「お米や麦に加えて」
「稗や粟も食べることね」
 チープサイドの家族も言いました。
「穀物にしても」
「種もだよ」
「そういえば偏食の人って不健康だよ」
 トートーはぴしゃりと指摘しました。
「どうもね」
「何か精神的にもどうかってなるわね」
 ポリネシアはお身体の健康以外のことも言いました。
「偏食の人って」
「やっぱり何でも食べることだね」
 ホワイティも言いました。
「偏見なくね」
「偏見と偏食も同じなんだね」
 チーチーはこう考えました。
「よくないものだね」
「先生は何でも食べて偏見もないから」 
 ジップはそれでと言いました。
「いつも健康で精神的にも確かだね」
「そんな先生だから僕達いつも一緒にいるし」
 老馬も言います。
「他の人達や生きものもだね」
「そうである様にしているよ、若しね」
 ここで先生は皆にある人のことをお話しました。
「アメリカの大統領にもなった酷いことばかり言う」
「あの人だね」
「あの人偏見の塊だね」
「何でも凄い偏食なのよね」
「もう悪いことしか言わないけれど」
「明らかに自分のことしか考えてなくて」
「モラルも恥も外聞もないけれど」
 皆も言います。
「最低と言うしかないね」
「何か最低と言ってもまだ足りないっていう意見もあるけれど」
「ああなるとね」
「人として終わりだね」
「支持する人達を見ても」
「どうしようもなくレベルの低い人多いしね」
「あの人は嘘ばかり言うよね」
 先生はこのことも指摘しました。
「そうだね」
「うん、本当にね」
「あの人の言うことって嘘のオンパレードだよ」
「嘘を大声で吹聴してるね」
「息をする様に嘘をしているよ」
「嘘と罵倒と偏見しかね」
 それこそというのです。
「言わない感じだね」
「品性もないよね」
「人を騙すことに一切抵抗がないね」
「あんな人を支持する人もね」
「どうかっていう人も多いし」
「そう、偏見の塊はどんな人か」 
 サンプルを挙げる様に言いました。
「まさにね」
「あの人だって言えるね」
「最低過ぎる人だね」
「人としていいところがない」
「実際スキャンダルも多いしね」
「ありとあらゆる種類のね」
「あんな人を支持する人が日本にもいるけれど」
 それでもというのでした。 
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