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博士の挑戦状

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第二百二話

              第二百二話  伝説への感想
 小田切君は博士にゼルダの伝説をクリアしてから話した、見れば殆どダメージを受けることなくクリアしている。
「確かに簡単でしたが」
「何かあったな」
「博士攻略本も出してくれましたね」
「当時発売しておったな」
「他のゲームもでしたね」
「役に立ったであろう」
「はい、かなり」
 小田切君は笑顔で答えた。
「攻略本の存在が大きかったです」
「何処がどういった画面が書いてあってな」
「どんな敵がいてどういった動きをするか」
「全部書いてあるからな」
「物凄くです」
 こう言っていいまでにというのだ。
「役に立ちました」
「そうであったな」
「はい、本当にです」
 まさにというのだ。
「若し攻略本がないなら」
「手探りでプレイしてな」
「とてもです」
 それこそというのだ。
「こんなに出来ませんでした」
「そうじゃな、だからな」
 それでというのだ。
「簡単ではあってもな」
「攻略本がないとですね」
「中には攻略本を読まないとわからぬこともあってじゃ」
 そうであってというのだ。
「難しいゲームもあった」
「そうですか」
「だからな」
 それでというのだ。
「わしも出したのじゃ」
「有り難うございます」
「礼には及ばん、ゲームに攻略本は付きものでな」
 そうであってというのだ。
「ファミリーコピューターでもな」
「それは同じですね」
「だからじゃ」
 そうであるからだというのだ。
「わしも当然として用意して出したからな」
「いいですか」
「うむ、では他にもじゃ」
「ゲームすればいいですか」
「そうしてみるか」
「はい、それじゃあ」
 小田切君はそれならとなった、そうして他のゲームをプレイすることにした。今度はとある伝説的ゲームであった。


第二百二話   完


                  2024・9・12 
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