| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

博士の挑戦状

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二百一話

             第二百一話  ディスクシステム
 小田切君は今度はディスクシステムのゲームをプレイしてみた、セルダの伝説というゲームをはじめたが。
「何か一気にです」
「変わったな」
「はい、これまでの一画面だけのゲームが」 
 それがというのだ。
「徐々にです」
「増えてな」
「それで、です」
 ゲームが進化していきというのだ。
「このゲームは」
「かなりであるな」
「はい、リアルな」 
 こう言っていいまでのというのだ。
「RPGですね」
「RPGの初歩の様なゲームじゃな」
「そうですね」
 プレイしてみて言うのだった。
「これは」
「そうであるな」
「やっぱりこのゲームも」
 ゼルダの伝説もというのだ。
「初歩の初歩で」
「今見ると未熟であるな」
「はい」
 プレイしてみての感想を述べた。
「かなり。ですが」
「技術的にそうであるがな」
「やっぱり情熱がです」
 ゲームに入っているそれがというのだ。
「感じますね」
「だから面白いな」
「スタッフの人達が全力で」
「面白いゲームを作ってな」
「楽しんでもらおうって」
「その情熱を感じてな」
「はい」
 そうであってというのだ。
「物凄く面白いです」
「見ればサクサク進んでいるがのう」
「簡単です」
 小田切君にしてみるとだ。
「今の何かと複雑な操作と比べますと」
「この頃のゲームはな」
「十字キーとボタン二つで操作出来て敵の動きもです」
「把握出来るな」
「一画面だけで動くんで、ですが」
「それでもじゃな」
「こうした楽な操作でもです」
 面白いとだ、小田切君は博士に話した。
 そうしてゼルダの伝説をプレイしていった、そしてクリアしてから博士に対してあらためて言うのであった。


第二百一話   完


                     2024・9・12 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧