夢幻水滸伝
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第三百六十六話 戦場での会談その十四
「絶対にな」
「勝てるわ」
「そして勝ったらな」
「掌握した地域を治めて」
そうしてというのだ。
「そのうえでな」
「星のモンも仲間にしてな」
「一緒にやってこな」
「是非な、その準備もな」
戦のそれもというのだ。
「しっかりとな」
「していこな」
「燃料も弾薬もある」
東西の決戦の時に使い果たしたそれがまた備蓄されてきているのだ、そして決戦前よりも多い程にまでなっている。これは予算も同じだ。
「そやからな」
「存分に戦おうな」
「世界大戦になっても」
「勝ち抜ける」
「絶対にな」
「それだけの国力があるからや」
アメリカにはというのだ。
「そやからな」
「ああ、勝てるわ」
「絶対にな」
二人で笑顔で話した、そしてだった。
その話の後でだ、トウェインはメルヴィルに笑顔で提案した。
「これから晩飯やが」
「何を食うかやな」
「そや、ステーキ食うか」
こう提案するのだった。
「そうするか」
「ステーキか」
「それもティーボーンや」
この種類のステーキをというのだ。
「何枚もな」
「ええな、ほな酒はワインでな」
メルヴィルは酒の話もした。
「それでや」
「楽しく飲んで食うな」
「そうしよな、そして」
さらに言うのだった。
「デザートはアイスでどや」
「ええな、ほなな」
「ステーキとワインをアイスをな」
「これから楽しもうな、やっぱりステーキやな」
「ああ、戦のこと話してな」
「やったるって気になったからな」
「そうした時はな」
まさにというのだ。
「肉でな」
「それも特にな」
「ステーキやな」
「分厚いステーキを何枚も食って」
そうしてというのだ。
「力をつける」
「それが一番やな」
「そや、ほな今晩は」
「一緒にステーキ食おうな」
「それにワインも飲んで」
「そしてな」
そのうえでというのだ。
「また頑張ろうな」
「そうしよな」
こう話してだった。
メルヴィルとトウェインは二人でアメリカを治め戦の準備もしていた、そして日本との決戦にも挑んだのだった。
第三百六十六話 完
2024・8・15
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