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夢幻水滸伝

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第三百六十六話 戦場での会談その十一

「そのギリシア神話以上にや」
「凄いことやったんやな」
「あの神話もそんな話多いやろ」
「もうムラッときたらな」
 その時点でというのだ。
「理性も後先考えることもなくな」
「誰かて動くな」
「神様も人もな」
「そして子供出来るな」
「確実にな」
「そのギリシア神話以上にや」
 それこそというのだ。
「あのおっさんは女好きでな」
「ゼウス神真っ青でやな」
「世界中の女の人を愛人にして」
「三年で男の子だけで百人か」
「ああ、こんなおっさんがおったらな」
 ギンズバーグは笑って話した。
「少子化もな」
「解消出来るな」
「そやろ、まあ色々少子化以外の問題も起こすやろが」
 二千人もの子供をもうければというのだ。
「人妻さんとか彼氏おる人に手を出さんでもな」
「愛人さんどれだけおるか」
「そや、もう中国の後宮も真っ青の」
 そこまでのというのだ。
「物凄いハーレム持ってる感じや」
「世界中に愛人さんおったら」
「相当なお金持ちでもな」 
 事実作中でその人物は世界的な財団の総帥である、そして外見は一見すると威厳に満ちた老人であったりする。
「まあ普通はな」
「そこまで凄いこと出来んな」
「世界中に愛人さんおってな」
「少なくとも数百人いてはるな」
「そしてな」
 そのうえでとだ、ギンズバーグはさらに話した。
「二千人もな」
「お子さん作ったらな」
「超人と言ってええ」
 その域まで至っているというのだ。
「大谷翔平さん並のな」
「あそこまでのやな」
「そや」
 こうまで言うのだった。
「ほんまな」
「それで少子化も解決してくれるか」
「貢献してくれるわ」
「そうなるな、まあお子さん全員面倒見てくれるなら」
 それならというのだった。
「もうな」
「ええな」
「少子化だけを考えたらな」
 この問題の解決にというのだ。
「ええわ、まあ日本のエロゲやとな」
「そっちの主人公も凄いな」
「何人かおったらな」
「少子化解決出来るな」
「ああ、ほんま少子化は深刻な」 
 起きた世界のアメリカでも問題になっているので言うのだった、アメリカの星の者達はそうした話もしつつだ。
 こちらの世界のアメリカを治めていった、そしてだった。
 メルヴィルはその中でだ、トウェインに話した。
「アメリカはこの世界でも随一の国力を持ってる」
「豊かで技術もある」
 トウェインは確かな声で応えた。 
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