夢幻水滸伝
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第三百六十六話 戦場での会談その十
「恋愛とは」
「ああ、そやね」
デリーロも苦い顔で言った。
「何かそうした話はね」
「縁がなさ過ぎるな」
「どうもね」
「欲しいわ」
ホーソーンは本音も述べた。
「そう思う時もあるわ」
「お互いね」
「しかしな」
それでもというのだった。
「そう思う時はあまりなくてな」
「どうにもやね」
「彼女おらんわ」
「結果として」
「そえで結婚もな」
こちらの世界でのそれはというのだ。
「してへんわ」
「星の子は殆どそやね」
「そや、それでや」
だからだというのだ。
「人に結婚しろとか子供作れとかな」
「言われへんわ」
「どうしてもな」
「そやね、それでも人口は必要やし」
「強制はせんでもな」
それでもというのだ。
「結婚してええこととそうした家庭への行政のサービスとか」
「妊活や子育てへのサポートはな」
「していくことやな」
「そやな、起きた世界のステイツも最近困ってるけどね」
デリーロは難しい顔で述べた。
「少子化に」
「今何処も困ってるな」
「殆どの国で」
「日本や中国だけやなくてな」
「ステイツでもやからね」
「せめてこっちの世界でhそうならへん様にな」
少子化による様々な社会問題を招かない様にというのだ。
「せんとな」
「ほんまな」
「あかんわ」
「漫画やと三年で男の子だけで百人子供作った爺さんおったけど」
ミッチェルはここでこんな話をした。
「女の子入れると二百人やな」
「ああ、あの聖闘士の父親の爺さんやな」
ギンズがバーグが笑って応じた。
「少子化解決に貢献してくれるな」
「最高にな」
「三年で二百人やとな」
それだけの子をもうけると、というのだ。
「三十年で二千人や」
「凄いおっさんやな」
ミッチェルは聞いて笑って述べた。
「二千人の父親か」
「たった三年で男の子だけで百人やとな」
「当然女の子も同じだけおるしな」
「それでや」
「三年で二百人やな」
ミッチェルはこのことを確認した。
「そやな」
「三十年で二千人や」
「どれだけ女好きや」
「ギリシア神話を題材にした作品やが」
それでもというのだ。
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