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夢幻水滸伝

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第三百六十五話 戦場での会談その十一

「ほんまな」
「出来るだけですね」
「そや」
 まさにというのだ。
「待遇はよおする」
「冒険者達も」
「報酬を増やしてや」
 クエストのそれをというのだ。
「あとギルドが提供する福利厚生もな」
「充実させますね」
「そや」
 そうしていくというのだ。
「これからはな」
「それも政ですね」
「そういうことや、それでな」 
 トウェインはさらに話した。
「こうした時もな」
「頑張ってもらいますね」
「賊やモンスターを退治してもらう」
 そうしていくというのだ。
「是非な」
「そうですね」
「そや、そしてな」 
「その間に軍を整えますね」
「そうするわ」
「戦力を取り戻す」
「そうするわ」
 確かな声で話した。
「これからは」
「軍の力が弱ってもモンスターは出ますからね」
 ミッチェルが難しい顔で言ってきた。
「災害も起こりますし」
「災害もな」
 トウェインはミッチェルが出したそちらの話もした。
「やっぱりな」
「ありますね」
「何でもあるわ」
 災害についてもというのだ。
「地震もハリケーンもな」
「火山の噴火に洪水に」
「こっちの世界でもあるわ」
「そして災害にもですね」
「そや」
 まさにというのだ。
「軍隊をな」
「動員して」
「そうしてな」
「復興や救助にあたりますね」
「そうする、ただモンスター退治はな」
 それはというと。
「冒険者に任せられるが」
「災害の救助や復興は」
「やっぱり軍隊や」 
 彼等に任せたいというのだ。
「この組織が一番や」
「組織力に物資にですね」
「あと重機もあるからな」
 こちらもというのだ。
「それもよおさん持ってる」
「そやからですね」
「災害の復興と救助はな」
 そうした任務はというのだ。
「やっぱりな」
「軍隊ですね」
「この状況でもな」
 損害が大きな状況でもというのだ。
「災害派遣はな」
「軍隊ですね」
「冒険者は大抵パーティーで活動してな」
「チームではありますが」
「組織やない、それで持ってるもんもな」
 物資等もというのだ。 
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