夢幻水滸伝
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第三百六十五話 戦場での会談その七
「ワシントン、ホワイトハウスもな」
「どうなるかですね」
「決まるわ」
「今は主がいませんが」
「それもな」
まさにというのだ。
「決まるわ」
「そうですね」
「そやからな」
だからだというのだ。
「じっくりとな」
「お話しますね」
「三日後な、ほなな」
「三日後の会談の準備をですね」
「するで、あと将兵達は休ませて」
今も戦場にいる彼等のことも話した。
「武器や兵器の修理もな」
「行いますね」
「戦は終わってもな」
「武器や兵器の手入れは忘れたらあきません」
エミリーが言ってきた。
「絶対に」
「何時何があるかわからんからな」
「獣やモンスター、賊もいますし」
「巨人も何時出て来るかわからん」
こうしたことがあるからだというのだ。
「そやからな」
「それで、ですね」
「まさにな」
「そうですか」
「そや、それでや」
そのうえでというのだ。
「武器と兵器はな」
「修理しますね」
「整備もな」
こちらもというのだ。
「するで」
「わかりました」
「死傷した将兵達の回復と復活もな」
そうしたこともというのだ。
「行うしな」
「それで、ですね」
「戦力を回復させてな」
「そうしてですね」
「何時でも戦える様にしておくで」
「そこは忘れへんですね」
「そや」
まさにというのだ。
「そういうことでな」
「会談の準備を進めつつ」
「戦力の回復も行うで」
「それでは」
エミリーも他の仲間達も頷いた、そうしてだった。
東側は会談の準備を進めた、それは西側も同じで彼等もまた会談の準備を進めかつ戦力の回復にもかかっているが。
トウェインは野営地それに基地を視察してだ、仲間達に首を傾げさせつつ言った。
「激しい戦やったさかいな」
「だからですね」
ガーランドがまさにという口調で応えた。
「損害が激しく」
「修理も整備もな」
「大変ですね」
「時間がかかるわ、将兵の回復にな」
それにというのだ。
「復活もな」
「時間がかかり」
「暫くの間は戦力が足りんわ」
そうした状況に陥るというのだ。
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