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夢幻水滸伝

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第二百九十三話 リンチバーグの野戦その十一

「今以上にな」
「充実させますね」
「装備を全体的にな」
「よおしますね」
「今以上にな」
「少しでもですね」
「全員に鉄の装備からな」 
 剣や鎧をというのだ。
「鋼鉄にもな」
「していきますか」
「鉄と鋼鉄やったらな」
「はい、鋼鉄が勝ちます」
 ホーソーンはボイルした人参を食べつつ応えた、他には野菜スティックもありバーニャチャウダーを付けて食べている。
「確実に」
「そやからな」
「ここはですね」
「鉄からな」
 さらにというのだ。
「鋼鉄にな」
「レベルを上げますね」
「そしてや」
「その装備で、ですね」
「戦ってな」
 そうしてというのだ。
「勝つ様にもな」
「しますね」
「そや、それでや」 
 その為にというのだ。
「これからはな」
「軍隊の装備もですね」
「よおするで、あと馬がな」
「騎兵隊や輸送隊の」
「前の戦ではトラックや鉄道をよお使ったが」
「この世界馬の足はどんどん速くなりますね」
「育てればな」 
 そうすればとだ、メルヴィルはホーソーンに話した。
「人と同じでな」
「無限に成長しますね」
「体力も備えてな」
「運搬力が上がり」
「足も速くなる」
「そやからですね」
「馬を育てて」
 人の様にというのだ。
「充実させるで、そして仲間にした獣やモンスターもな」
「育てますね」
「今以上に増やしてな」
 そうもしてというのだ。
「育ててや」
「強くしていきますね」
「装備も整えてな」
 彼等のそれもというのだ。
「強うするで」
「そうしてですね」
「強い軍隊にしてな」
 そうしてというのだ。
「戦ってもや」
「敵に勝つ」
「そや、それは他勢力だけでなく」
「賊やモンスターにもですね」
「そや、戦は戦場だけやない」
 この世界ではとだ、メルヴィルは今はスペアリブを食べつつホーソーンに話した。
「他にもや」
「ありますね、実際にです」
「賊もモンスターも出るな」
「そうなってます」
「その連中にもな」
「勝つ為に」
「少しでもや」
 メルヴィルは言い切った。 
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