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夢幻水滸伝

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第二百七十四話 崑崙その一

                第二百七十四話  崑崙
 中国の星の者達は浮島を移動要塞へと変える建造をはじめた、即座に多くの人手を動員してだった。
 建造にかかった、残はその浮島の中にいて共にいる郭に話した。
「いや、早速です」
「百万単位の人手を集めてな」
 郭も監督をしつつ応えた。
「そうしてやな」
「建造にかかっていますね」
「そやな、予算もな」
 これもというのだ。
「今の時点でな」
「かなり投入していますね」
「要塞一つ築くのでもかなりかかる」
「それが空中を移動して」
「そしてや」
 そのうえでというのだ。
「何百万もの人間を収容してな」
「物資もそうして」
「製造も出来るとなるとな」
 それならというのだ。
「ほんまにな」
「人手も予算もですね」
「かなりかかってな」 
 そうなってというのだ。
「当然やな」
「そうですね」
 残は郭の言葉に頷いて応えた。
「宇宙で隕石を要塞にするのは起きた世界のアニメの定番ですが」
「この世界では浮島をそう出来る」
「この世界ならではですね」
「そや、ほなその移動要塞をな」
「これからですね」
「建造していこうな」
「そうしますね」
「何百万もの将兵が入って暮らして訓練も出来て」
 茅も言ってきた、彼も監督を務めているのだ。
「そうして武具や兵器、保存食も製造出来る」
「そうなるとな」
 郭は茅に笑って話した。
「もうな」
「それはですね」
「建造にかなりの人手と予算を使ってもな」
 その様にしてもというのだ。
「当然や、羅さんと施さんもな」
「そのことはですね」
「当然としてな」
 そのうえでというのだ。
「進めてくで」
「そういうことですね」
「それだけの価値があるしな」 
 移動要塞にはというのだ。
「軍事的にな」
「それな、移動出来る軍事拠点なんてな」
 それこそとだ、魯も話した。
「これ以上はないまでにな」
「軍事的に強力ですね」
「そやからな」
「幾ら人手と予算はかかってもな」
 それでもというのだ。
「その価値はある」
「そうですね」
「ほなこのままな」
「建造を続けていきますね」
「そうするで」
 こう話してそのうえでだった。
 中国の星の者達は移動要塞の建造を進めていった、無論他の政も進めていった。そのうえで国の秩序を整えてだ。
 国も豊かにしていった、街も村も栄え。
 開封の港は常に様々な船で満ちていた、羅はその港を見て共にいる施に話した。 
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