仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百九十九話 集結ーコンセントレーションーその十六
「一緒に戦って下さい」
「あたし達サポート役だけれどお願いします」
「何でしたら朝霧とさりなのブルマ姿でのツーショットお渡ししますんで」
「何かと教えて下さい」
「おい、何でそんなのあるんだよ」
話に出たさりながクレームを付けた。
「何時撮ったんだよ」
「どうして私も入っているの?」
彩も言ってきた。
「体育の授業中かしら」
「いや、この前の訓練の時だから」
小雨が言ってきた。
「その時にね」
「撮ったのかよ」
「私が」
「ってお前かよ」
さりなは二人から小雨に顔を向けて抗議した。
「ったくよ、ブルマって変に注目されるから嫌なんだよ」
「じゃあジャージでよかった」
「暑い時は仕方ないだろ」
「けれど撮られるなら」
彩は微妙な顔で述べた。
「やっぱりね」
「止めた方がいいか」
「ブルマってデザインがデザインだし」
これが問題でというのだ。
「しかもそのせいですぐに下着もはみ出るし」
「何でうちの中学体操服まだそれなんだろうな」
「困るわよね」
「そうだよな」
「それを言うと私達もよね」
「そうよね」
水無月遥と神無月葵も話した。
「ブルマだから」
「その心配はどうしてもあるわね」
「そうなのか、だが私はブルマはいい」
壇は少女達が話をしている横でこう述べた。
「だから写真はいらない」
「そうなんですか」
「じゃあそういうことで」
えりかと川野愛はそれならと述べた。
「これは引っ込めます」
「あたし達で保管します」
「あたしに寄越せ」
さりなはその二人に怒った目で告げた。
「クラスの男子に流れたらどうするんだ」
「その場合どうなるかしら」
「考えるだけでも嫌になるな」
さりなは彩にも言った。
「そうしたことは」
「そうよね、智樹君とか見ていたら」
「ああ、こうしたことはな」
「流れない様にして」
「考えない様にしないとな」
「そうよね」
「俺はここでも言われるのかよ」
智樹は二人の話を聞いて怒って言った。
「全く、人を何だと思っているんだ」
「日頃の行いの結果でしょ」
「それでも腹立ちますよ」
明日那にもこう返した。
「全く、しかしです」
「しかし?」
「もうすぐ訓練ですからそっちはちゃんと出ますんで」
「それでなのね」
「何でも女好きみたいに言われても」
それでもというのだ。
「やることはやります」
「そう、じゃあ今からお願いするわね」
「はい、やらせてもらいます」
智樹はこう言って訓練になるとだった。
真面目に行った、それは他の戦士達も同じで果敢に汗を流した。そうして強くなりお互いの絆も深めていった。
第四百九十九話 完
2021・12・8
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